メジャーリーグ・エンゼルスに所属する大谷翔平選手(27)のシーズンが終了した。エンゼルスはプレーオフに進出できず、10月3日(日本時間4日)の対マリナーズ戦が最後の試合となったが、この試合で大谷は初回に先頭打者弾となる46号ソロを放ち、日本人では07年ヤンキースの松井秀喜以来、14年ぶり2人目のシーズン100打点を記録。メジャー史上4人目かつア・リーグ史上初の「45本塁打、100打点、100得点、25盗塁」という驚異の記録ずくめのシーズンとなった。
もはや世界のスターと言っていい大谷だが、そのプライベートについてはほとんど明かされていないが、唯一、乗っている車だけが、明らかになっている。
「カリフォルニア州パロアルトに本社を置く世界的企業『テスラ』の『モデルX』が、20年のシーズン終了後に米国自動車免許を取得した大谷選手にとって初の愛車ということです。投資家でテスラの社外取締役である水野弘道氏が、今年7月9日に自身のツイッターで《Good choice,Shohei》とツイートし、今春にキャンプインする際の日本のニュース映像を添えて投稿したことで、注目を集めました」(専門誌記者)
7月13日付の自動車情報総合サイト『くるまのニュース』は、大谷がテスラを選んだ理由について、
《自動車に関していえば、カリフォルニア州は世界でもっとも電気自動車(EV)が盛んな地域のひとつであり、多くのテスラ車を見ることができる地域》《充電施設なども十分に整備されており、日常的な使用で不便を感じることもほとんどありません。そうした土地柄かつ、ランニングコストや税制面でもメリットがある》
と推察している。
「ちなみに『モデルX』の価格は新車で1269万~1499万円。大谷選手の『モデルX』は、ガンメタリックのマット塗装がなされた特注品でホイールがオプションの22インチタービンホイール、ブレーキキャリパーも赤であることから、それ以上の価格にであることは間違いない。
庶民的には高級車ですが、今季の年俸300万ドル(約3億4000万円)と来季の年俸550万ドル(約6億円)が保証され、スポンサーからの収入も年間600万ドル(約6億8000万円)。
さらに、今季のMVP確実といわれるその活躍ぶりから、米のデータサイトでは大谷の適正年俸は驚くべきことに7120万ドル、80億円を超えると算出されていますからね……。
大谷選手にとっては、電気自動車が盛んな地域性も含め、テスラはむしろ堅実で手ごろな選択肢だったのかもしれませんね」(前同)