■KAT-TUN初出場のキーマンは……

 KAT-TUNは今年、2021年がデビュー15周年のアニバーサリーという大きな節目となっていた。

「KAT-TUNはアニバーサリーイヤーであることに加えて、田口淳之介さん(35)の脱退前から10万台に留まっていたCDの初動売り上げが3月10日リリースの『Roar』から20万台に伸びていて、セールスが好調なんです。

 紅白の初出場としてはふさわしいタイミングなのですが、こうしたグループとしての活躍に加えて、亀梨和也さん(35)の存在が大きいと見られていますね」(前出の芸能プロ関係者)

 亀梨は、9月25日から10月23日にNHK総合で放送されたドラマ『正義の天秤』で主演を務めていた。

「NHKは『紅白』の出場歌手の選出にあたっては、局への“貢献度”も重要視していると言われています。その点、亀梨さんはドラマで主演を務めていたので貢献度は十分。

 また、亀梨さんは、ジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子氏の特別なお気に入り、いわゆる“スペオキ”だといいます。昨年8月に『文春オンライン』で亀梨さんと山下智久さん(36)の未成年女性との飲酒が報じられましたが、山下さんは活動自粛という処分だったのに対して、亀梨さんは厳重注意のみ。もちろん、山下さんの“お持ち帰り”が報じられたことも関係しているでしょうが、この差はジュリー社長のお気に入り度合いの差だとも言われていますね。ジュリー社長にとっても、亀梨さんのKAT-TUNが『紅白』に出るのは嬉しいことでしょうね。

 キスマイも、BSプレミアムで放送されている『ザ少年倶楽部プレミアム』でMCを務めていて、NHKへの貢献度はありますが、ドラマの主演もやってジュリー社長にも気に入られている亀梨さんがいるKAT-TUNが上回った、ということでしょう」(前同)

 裏側ではさまざまな動きがあったようだが、KAT-TUNの初『紅白』を楽しみに待ちたい!

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