日テレ・加藤浩次『スッキリ』2022年9月に「打ち切り」!?後任に藤井貴彦アナ新番組が「超濃厚」な8つの理由の画像
加藤浩次(極楽とんぼ)

「やはり、『スッキリ』(日本テレビ系)の存続が危ういようです。終了の時期は来春ではなく、2022年10月の改編で、と見られていますよ」

 そう話すのは制作会社関係者。

『スッキリ』といえば、極楽とんぼ加藤浩次(52)をMCに迎えて2006年4月にスタートした今年16年目に突入した日本テレビの朝の人気情報番組だ。一方で、これまでもさまざまな問題が指摘され、そのたびに“打ち切り説”が浮かんでは消えてきた番組でもある。

「まず、かつての勢いが完全になくなっています。以前は世帯視聴率7%後半から8%ほどでしたが、ここ最近は5%後半から6%という数字に。テレビ各局が重視している13~49歳のコア視聴率は2%後半から3%前半と、横並びではたしかに1番いいですが、全体的に数字が落ちてきているんです。

 それに、日テレは視聴率が多少堅調でも上がり目がない、これ以上やる意味がないと判断した番組は終わらせる傾向にあります。『スッキリ』は今年で16年目。ここにきての勢いの低下もあり、“これ以上やる意味がない”と判断されてもおかしくない時期です。そして、いまだにアイヌ民族に対する不適切な表現が問題視されていますよね」(前同)

 3月12日の『スッキリ』内でアイヌ民族を傷つける不適切な表現があり、直後から多くの批判が殺到。同月18日付の『週刊女性PRIME』によると、この問題を受けてオンエアに立ち会っていた担当プロデューサーが事実上の更迭になったという。

 放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は7月21日、同番組が「明らかな差別表現を含んだもの」として放送倫理違反があったとする意見書を公表した。

 BPOはこの問題について「隙だらけのチェック体制」「制作番組に対するこだわりの薄さ」「差別に関する知識の乏しさと放送人としての感度の低さ」「差別の意図はなかったとしても許されない表現」と厳しく指摘。

 5月26日、日本テレビでは社員のみならず制作会社なども含め、同局で働く全関係者に向けて、オンラインでアイヌに関する研修が行なわれたという。研修は北海道大学の講師による講義で、アイヌの歴史や文化などを学ぶ内容だったようだ。

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