全ての写真を見るＡＳＭＲをご存じだろうか。これは近年流行している、聞いていて心地よく感じられる、脳がぞわぞわする刺激も味わえる癒やしの音。咀嚼音などが大いに流行しているが、そのＡＳＭＲ音声を配信するアプリ『ＺＯＷＡ』で異質なコンテンツが配信され、話題になっている。
ＡＫＢ４８などでお馴染みの秋元康がプロデュースする『ラストアイドル』が、耳元であなたを応援する音声作品『生きづらいにもほどがある』だ。これは、頑張り方が分からない人に向け、様々なモチベーションアップ理論に基づいた内容になっており、音声を聞くことで頑張ろう、という気分になれるもの。
今回、同作品をプロデュースしたのは、かつて「そんなの関係ねぇ！」、「はい、おっぱっぴー」などの芸で一世を風靡した小島よしお。実は小島は早稲田大学教育学部卒で、現在教育系ＹｏｕＴｕｂｅｒとして大ブレイクしているのだ。
今回は、プロデュースした小島と、収録に参加したラストアイドル２ｎｄユニット『シュークリームロケッツ』の小澤愛実にインタビューを敢行。意外な悩みや一面が明らかにーー？
（第２回／全３回）
■「根っこの部分は同じ気がします」
――小島さんは教育系ＹｏｕＴｕｂｅｒとしても活躍していますが、そちらの方面から見て今回の企画はどうでしたか？
小島「本質は一緒の気がしましたね。結局、みんな悩んでることはあまり変わりがなくて。それは僕も含めてで。人間ってあまり変わらないんだなって感じになっているというか。
アイドルという特殊な仕事をしていますが、根っこの部分は同じ気がします」
――小澤さんに質問です。逆に、小澤さんがプロデュースするなら、どんな作品を作りたいですか？
小澤「シチュエーションボイスだったら、自分はライブの前に“出来る出来る出来る！”って言ってステージに出るので、耳元で“お前なら出来る！”みたいな（笑）。ささやきとは違いますけど、気合の入るというか、背中を押してくれるような、松岡修造さんみたいなのを、耳元で言ってもらって最後の一押しをして欲しいですね」
――「励ましてくれるＣＤ」みたいな？
小澤「そうです（笑）」
小島「トラック１は“頑張れ頑張れ！”、トラック２は“いけるいける！”だね（笑）」
２人の会話が盛り上がるうちに、小澤さんの意外な趣味が明らかとなった。
――（インタビュアー）普段は特撮の記事を書くことが多いんですよね。
小澤「昔ハマって、よく見てました。いまはそんなにですけど、小さい頃は家族そろって、みんなで」
――へぇ！ ちなみに、思い出の作品は？
小澤「『ゴーカイジャー』（１１年テレビ朝日系放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』）とか、仮面ライダーはあの“宇宙キター！”の……何でしたっけ？」
