EXIT兼近大樹は「不満ツイート」ブッコミの中、ダウンタウン松本人志がピシャリ!日テレ『女芸人No.1決定戦 THE W』、本戦より大盛り上がりだった「芸人バチバチ場外戦」!!の画像
EXIT兼近とダウンタウン松本人志

 2021年12月13日に行なわれた『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)では、オダウエダが優勝を果たした。オダウエダは、小田結希(26)と植田紫帆(30)の2人からなるコンビで、昨年度も決勝まで勝ち上がったが敗退、今大会で見事にリベンジを達成した。祝福の声も数多いが、実はネット上ではちょっとした“騒動”が持ち上がりつつあるという。

 そこには、『THE W』特有の問題がある。2021年のお笑い賞レースは、『キングオブコント』では空気階段が「番組史上過去最高の面白さ」とも称されたネタで優勝。また、『M-1グランプリ』も、オズワルド錦鯉ゆにばーすランジャタイなどの顔ぶれで、12月19日の決勝に向けて大いに盛り上がりを見せている。

「『THE W』はテレ朝の『Mー1』、TBSの『キングオブコント』に次ぐ、キー局が絡む大きなお笑いの賞レースと言えますが、『THE W』は2つの大会に比べるとまだまだ。今年も本戦の盛り上がりは少々微妙でしたよね……」(お笑いプロ関係者)

 今回、『THE W』決勝戦では、これまで優勝を逃し続けているAマッソと、視聴者投票で敗者から復活した天才ピアニストの2強の戦いになるかと思いきや、オダウエダが審査員の3票を獲得し、優勝。

 Aマッソはプロジェクションマッピングと漫才を組み合わせたネタを披露し、映像と話術を組み合わせる斬新な笑いを見せていた。天才ピアニストは、スーパーのレジ担当の店員が、買い物客が何の料理を作る予定なのか、カゴの中身を見て当てる勝負をきっかけに思わぬ方向へ転がっていくコントを、抜群の安定感で披露してみせた。

 そんな中、カニのストーカーをする奇妙な男が登場する、全く新しいタイプの不条理系コントを披露したオダウエダが優勝したのだ。

「お笑いの賞レースでは、意外なコンビが優勝することもままありますよね。2020年の『M-1グランプリ』でも、おいでやすこが見取り図を破って、“あれは漫才なのか”論争も生んだマヂカルラブリーの優勝には、意外、とする声も多かった。

 今回の『THE W』でも、このオダウエダの優勝を意外と取る人も多く、本戦以上にSNS上での“場外戦”とも言える、芸人たちの投稿が大きな波紋を呼んでいるんです」(前同)

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