■山里は自分が「おいしくなりたい人」

 その後、「相方にしたい男性芸人は?」という質問に、しずちゃんは相席スタートの山添寛(36)の名前を挙げ、「女性を立ててくれる感じがする」といい、山里について「私を立てるように見せかけて、実は自分が食ったツッコミをして一番おいしくなりたい人」だと批判。これを聞いた松本人志(58)は「ホンマのやつやないか!」と苦笑いしていた。

 2004年の『M-1グランプリ』準優勝でブレイクした南海キャンディーズ。当時はしずちゃんばかりがクローズアップされ、芸人の他に女優などの仕事も増えていき、“じゃないほう”芸人扱いだった山里は、相方に大嫉妬。

 しずちゃんを活躍させないように、コンビでありながらしずちゃんには一切話を振らないなど、八つ当たりともいえるさまざまな嫌がらせをしていたという。特に一番仲が悪かったのは、しずちゃんが蒼井も出演していた松雪泰子(49)主演映画『フラガール』に出演した頃で、嫉妬から「お笑いに集中すべき」という屁理屈で映画出演に大反対。しかし、その映画出演がきっかけでしずちゃんが蒼井と親友になり、山里と蒼井の出会いから結婚するに至るキューピッドとなったことはよく知られた話だ。

 一時期は山里のことを嫌いすぎて、立ち位置で山里がいる側の体に「ブツブツが出た」こともあったと明かしていたしずちゃん。最近では、山里との仲も改善し、今ではお互い不仲説をネタにし合うまでになっている。しかし、あまり目の前で親友とイチャイチャされたら、またブツブツが出ちゃうかも⁉

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