東京大学教授が提唱する「腸内環境の改善」毎日ゴボウ生活で「花粉症は改善するか」検証の画像
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 鼻がムズムズ、目もかゆい……。憂鬱な春の訪れが近づいている。

「昨夏の日照時間の増加で、今年の花粉量は昨年の1.5倍と予測されています。スギ花粉は2月上旬から本格的に飛散する見通しです」(全国紙社会部記者)

 今や、国民の約4割が悩まされている花粉症。だが、症状が劇的に改善する驚きの裏ワザがあるという。

「毎日、ゴボウを食べることです!」

 思わず“本当か!?”と言いたくなる対策法を提唱するのは、東京大学名誉教授で、『東大の微生物博士が教える花粉症は1日で治る!』の著書も持つ小柳津広志氏。アレルギーの専門家でもある。

「花粉症は、目や鼻に花粉が侵入した際に、免疫細胞が炎症を起こし、かゆみなどの症状が出ます。この炎症を抑えるには、腸内環境の改善、いわゆる“腸内フローラ”を良好な状態に保つことが最も効果的です」

 では、どうすればいいか。

「私が提唱しているのが、腸内の善玉菌の一つ“酪ら く酸さ ん菌”を増やす食生活です。酪酸菌は、フラクトオリゴ糖をエサに増えます。理論上では、十分なフラクトオリゴ糖を摂取すると、5~6時間後には、腸内の酪酸菌が2倍になります。大腸で酪酸菌が増えれば、花粉症の症状は、ほぼ抑えることが可能です」(前同)

 そのフラクトオリゴ糖を豊富に含むのが、ゴボウというわけだ。

「ゴボウ1本に約10グラム含まれています。“1日1本”を目標にしてください。実際に私の周りの人が実践した際も、1日で花粉症の症状が治ったと報告してくれたことがあります。もちろん、効果には個人差がありますが、理論上では、毎日30グラム、すなわちゴボウ3本を摂取すれば、確実に症状が抑えられると考えています」(同)

「ゴボウ1本を毎日」は難しい気もするが、オススメの食べ方があるという。

「下処理をしてから電子レンジで温め、サラダなどに添えることです。また、温めたゴボウをミキサーでペースト状にして、“ゴボウ・ジャム”といった形で保存しておきます。そのまま食べるのも良いですし、バナナや小松菜などと合わせて、スムージーにして飲むのも手軽だと思います。フラクトオリゴ糖は水溶性。酢ゴボウのように漬ける、煮るといった調理法だと、あまり摂取できないので要注意です」(同)

 ゴボウ1本を食べると、おなかが膨れるため、主食を減らして調整するといいそうだ。

「フラクトオリゴ糖はタマネギやニンニクにも含まれているので、“ゴボウ半本と、タマネギ半玉”のような分散摂取も可能。もっと手軽にしたければ、フラクトオリゴ糖のサプリメントもあります。ただし、甘味料無添加の粉末状のものを選ぶようにしましょう」(同)

 これで春も怖くない!?

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