■波乱が起きる戸田水面!番狂わせで高配当も
6つの艇で勝敗を決するボートレースは通常、もっとも内側を走る1、2コースが圧倒的に有利といわれるモータースポーツです。
しかし、埼玉県の戸田ボートレース場ではセンターやアウトの「3から6コースが勝つ」という番狂わせが頻繁に起こります。
その理由は、スタート直後の最初のコーナーである「第1ターンマーク」の幅が他のレース場よりも狭いから。
これにより、本来優勢なはずの1、2コースの選手は、写真にあるようにコーナーに向かって斜めに進まなければならず、なおかつ他の艇より急角度で旋回しなければなりません。
反面、中央に位置する3、4コースの選手は第1ターンマークに向かって最短距離を真っ直ぐ進むことができるため、思い切った旋回ができます。定石通りにインコースが来なければレースが荒れ、これが高配当に結びつきます。
つまり、BOATRACE戸田では、どのコースが勝ってもおかしくないのです。
以下、初心者でも簡単に楽しめる「ボートレースの遊び方」をご紹介します。これを機にボートレースの世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
■迷ったらこの選手!第1回漫画アクションカップ注目選手6名
馬場貴也選手 滋賀支部所属のA1レーサー。今年の4月に開催された『G1戸田プリムローズ開設66周年記念』で優勝と戸田ボートレース場とは相性が良い。まくり差しを得意とするため馬場選手が3号艇、5号艇にきたら要注意だ。
江口晃生選手 群馬支部所属のA1レーサー。24あるボートレース場のすべてで優勝経験があり、レース場の環境に対しての順応性が高い。特に1コースでは圧倒的な強さを誇るが2コースから華麗に「差し」を決めることも多い。
若林将選手 東京支部所属のA1レーサー。平均スタートタイミングが早いのですべてのコースから3着以内を狙うことができる。特に4コースからの勝率が高いので、戸田ボートレース場では高配当を叩き出す可能性も。
谷野錬志選手 静岡支部所属のA1レーサー。決まり手は1コースからの「逃げ」が圧倒的に多いが、スタートタイミング次第では3コースからの「差し」や「まくり」も積極的に狙ってくる。4コースからの勝率も悪くないので要注意。
金田諭選手 埼玉支部所属のA1レーサー。地元である戸田ボートレース場での優勝回数は多く、水面との相性は抜群。コーナーでの攻めのハンドル捌きは圧巻で漫画アクション杯では間違いなく「台風の目」になる存在だ。
向後龍一選手 埼玉支部所属のA1レーサー。常に冷静沈着であまり物事に動じない堅実派。整備もうまく、地元である戸田ボートレース場は、目をつぶってスタートできるほど得意だが、いまだに優勝はない。地元初優勝に期待が高まる。
※前田紗希選手は欠場になりました