「大御所芸人たちも忖度なしでディスり倒す!」村越周司「今のお笑いに物申す元芸人の巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます!の画像
村越周司

 関西に生息するアヤシくてオモロい人たちに、大阪出身・京都在住の人気ライター・吉村智樹が直撃インタビュー!

■元・芸人がユーチューブでお笑い界に過激なツッコミ!

 今年8月に芸人を引退した村越周司さん(50)が立ち上げたユーチューブチャンネル『お笑いネタディスりチャンネル』が、お笑い界を震え上がらせている。テレビ番組などで披露された芸人のネタを「面白くない!」と、遠慮なくバッサリと斬りまくるのだ。

 新人や中堅だけではなく大御所にも遠慮はしない。かつての仲間や世話になった先輩に対してさえも、忖度なしで牙をむくのだから痛快だ。

「芸人時代は“あいつらのネタ、おもろない”と思っても、つきあいがあるから言えなかった。それで不満が限界までたまってしまって。“だったら、いっそ素人に戻って、本音をぶちまけよう”と考えたんです。ちょうど50歳の節目、芸人仲間や関係者にキレられる覚悟で挑みました」

 芸歴30年、かつてはケンドーコバヤシと『モストデンジャラスコンビ』を組んで人気を博した彼。「お笑い」に対する違和感は、小学生の頃に、すでに芽生えていたという。

「同級生たちが笑っているドリフやひょうきん族、吉本新喜劇が、僕にはまったく面白くなかった。“天井から落ちてきたタライが頭に当たって、それの何がオモロイねん”と、冷ややかな目で見ていました。その気持ちが50歳になった現在も続いているんです」

 お笑いにまるで関心がなかった少年時代。しかし小学6年生のとき、ある若手芸人の登場に衝撃を受ける。

「兄が聴いていたラジオ番組を、たまたま耳にしたら、出演していた芸人がめちゃめちゃ面白かった。それがダウンタウンでした」

■その理論的な解説を支持する芸人も多数

 松本人志に強く影響を受け、松本が作るコントに心酔した青春時代。「ダウンタウン関連の書籍は、すべて読破した」というから、すごい。

 しかし、この15年内に製作された映画やコントの内容に失望。次第に、お笑い界全体にも不満を抱くようになっていったという。

「賞レースのチャンピオンも、まるで面白くない。選んでいる放送作家やディレクターに見る目がないから、こんな事態になるんです。芸人側も実は、この現状に不満を抱いているヤツがたくさんいます。でも、立場が弱いから本音を言えない。だったら引退した僕が、ちゃんと理論立てて語ってやろう、そう思ったんです」

 そうして開始した「ネタディスり」は単なる悪口ではなく、ネタの具体的な改善策が提示されている。

 ネタをこき下ろす行為には賛否両論あるが、30年の経験を生かしたダメ出しは「ネタ作りの参考になる」と評価する人もいる。「よくぞ代弁してくれた」と支持する芸人も多いのだそうだ。

 12月は大きな賞レースに湧く時期。村越氏のユーチューブ動画を事前に視聴して予習しておくと、むしろ面白さがいっそう増すのではないか。

よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など

吉村智樹のこの人、どエライことになってます!

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