群雄割拠のスマホ業界に、新たなブランドが誕生した。
「3月16日、堀江貴文氏が手がける『HORIE MOBILE(ホリエモバイル)』がスタート。20GギガBバイトのデータ通信量と5分間の通話かけ放題がついて、月額3030円はお得です。一方、『楽天モバイル』は、昨年第4四半期決算で4593億円の赤字を発表するなど、経営不振が続いています」(生活情報誌記者)
多種多様なキャリアが乱立するスマホ業界。どこが一番お得なのか? スマホ料金の見直し相談を専門に行う企業『携帯見直し本舗』代表の鮎原透仁氏が言う。
「スマホプランはデータ通信量を表す単位“GB(通称はギガ)”に応じて、料金が変化します。ネットを使う人ほどギガ消費は増え、料金も高くなるんです」
料金のカギは使用するギガ次第というわけだが、「中高年の多くはデータ通信料が月に3GB以内」(前出の記者)だという。今回は、そんな“中高年向け”のスマホ代を安くするための裏ワザを伝授したい。
まず、大手4社(ドコモ、au、ソフトバンク、楽天)のスマホ代金だが、最安は楽天だという。
「自前の通信回線網を持ち、全国に実店舗を構えているので、サービスの質が良い。最安は『楽天モバイル』(データ使い放題で月額3278円)ですが、通信網が発展途上で、通信の質は少し落ちます」(前同)
大手の通信網と、店舗サービスを格安で利用できるのが、大手が手掛けるサブブランド(UQモバイル、Yモバイルなど)だ。
「auユーザーは『UQモバイル』(くりこしプランS+5G・3GBで月額1628円)に、ソフトバンクの場合は『Yモバイル』(シンプルS・3GBで月額2178円)がオススメ。同じ店舗内で契約変更ができるのも便利です」
驚異の安さが売りの“格安シム(SIM)”と呼ばれるブランドもあるが、実店舗でのサポートが少なく、中高年には不便だという。
ただ、格安SIMの中でも、『OCNモバイル』(3GBコース・月額990円)はオススメだという。
「ドコモの店舗で契約できるので、便利ですよ」(同)
なんと、月に1000円程度でスマホが使えるのだ。
「OCNには無料通話サービスがついていませんが、今はLINEで電話する人が多いので気にならないはずです」(情報誌記者)
端末代もバカにならない。
「アイフォーンは20万円近くする機種も。スマホ端末はアイフォーンとアンドロイドに2分されるが、購入費を安く抑えたいならアンドロイド一択です」(前同)
OCNモバイル&アンドロイド端末。これが本誌のイチ押しだ。