女性ボート記者のカワノアユミです! ボートレース甲子園が終わってしまいましたね……。優勝は片岡雅裕選手! おめでとうございます!
さてさて、今回は番外編です。先日、韓国に行ってきたのでソウルにある渼沙競艇公園に遊びに行ってきました。渼沙競艇公園とは韓国に唯一ある、ボートレース場。現地の様子をレポしたいと思います!
■韓国のボートレースとは?
ソウル中心地から電車とバスで1時間ほどの場所にある『渼沙競艇公園』。元々は1988年のソウル五輪の際にカヌー競技として使われた会場を、ボートレース場として改修したものです。
韓国のボートレースの歴史は2002年から始まり、設立時には元ボートレーサーの栗原孝一郎氏が選手や運営スタッフの教育に尽力しました。
施設内は公園となっているので、広い芝生や街路樹などもあり開放的な雰囲気。水面の前に道路があり、それを挟んでスタンド席から鑑賞するのは日本のボートレース場にはない光景ですね!
そんな韓国のボートレースはなんと1日16レース前後を開催。時間帯によって2周回と3周回のレースがあるようです。
さらに、日本ともっとも違う点はピットから直接、スタートを切るオンラインスタート方式を導入しているところ。もちろん、日本と同じようにフライング方式のレースもありますが、時間帯によって変わるようです。今回、観戦したのはフライング方式ですが、オンラインスタートも面白そうですよね!
■韓国の舟券の行方は…
では、さっそく舟券を買ってみたいと思います! 韓国の舟券は単勝、複勝、2連単、2連複、3連単、3連複、3単複となっており、拡連複がありません。
ここはいつものように3連単で買いたかったのですが、3連単はネット購入のみしかできないと言われたので3連複で予想してみました。
とはいえ、出走表を見ても韓国語で読めない……。オッズもわからないので適当に買ってみることにしました。舟券を現金で買うときは、窓口のみでの購入が可能です。
マークシートも韓国語で読めないのでスタッフのお姉さんに手伝ってもらって書いてみました。ちなみに舟券は100ウォン(約10円)単位で買うことができます(!)。こうして出した予想がこちら!
3連複 1-2-4、1-3-5、1-2-5 各3000ウォン(約320円)
レーススタート! 好スタートを切ったのは5号艇、1周1マークをまくり差す! 見事に決まり、その後を続くのは1号艇と4号艇! 2号艇は後方でアクシデント!
……うむ、あっという間にハズレを確信しました! スタンド席で鑑賞していたオッチャン達も早々と諦めて早々と戻っていく……。ちなみに「まくる」「まくり差し」などの戦法は韓国でもそのままの言葉が使われているので実況を聞いてもわかりやすいです。
レース結果は5-1-4! やはりデータがないとまるで予想できない……。次のレースは展示を見て予想してみるか。
しかし、ここでスタート展示が始まるところなのですが、なんと周回展示のみだったんです! これは……、ますます分からなくなってきましたね……。ガチの初心者に戻った気分で、出走表に書いてあった予想を丸パクリしてみました(笑)。……さすがにこれだけ買えば当たるでしょう!
1-2-36、1-3-56、1-4-5 各3000ウォン
レーススタート! 好スタートを切ったのは1号艇! 1周1マーク、逃げる1号艇。続く3号艇と4号艇! おいおい、5号艇がんばってくれよ! しかし、5号艇と6号艇は後方に……。上位体制は1-3-4。そのまま変わることなく、ゴールしたのでありました……。見事な抜け目でカワノ、2連敗……。
もはや勝てる気がしないので、勝負は早々と諦めることにしました(泣)。最後は鉄火場飯をチェック! 施設内に食堂があって食べることができます。注文したのはジャンチグッスという韓国式煮麺。うどんのような出汁で美味しかったです。
初めて韓国で舟券を買ってみましたが、やはりレース場は活気があって楽しいですね! 日本と同じように「4、4!!」「差せー!!」と叫んでるオッチャンもいて、カワノもついアツくなってしまいましたよ……。機会があれば、また来てみたいかも。ただし次は、出走表を読める人と一緒がいいです!(笑)(カワノアユミ)