8月25、26日の両日、札幌競馬場で開催される『2023ワールドオールスタージョッキーズ』に、出場することになりました。

 JRA代表は、昨年のJRA賞騎手部門のMVJを受賞した戸崎圭太騎手、勝利数関西1位の川田将雅騎手、関東1位の横山武史騎手、勝利数上位のC・ルメール騎手、岩田望来騎手、坂井瑠星騎手。そして僕の7人。

 勝利数では6人に及びませんが、今年2月に達成したJRA通算4400勝と、ジャックドールとのコンビで制した大阪杯が80個目のG1勝利となったことを評価していただいての出場です。『ワールドスーパージョッキーズシリーズ』という名前で、このシリーズがスタートしたのは、僕の騎手デビューと同じ1987年。

 日本にやって来たのは、キャッシュ・アスムッセン、ラフィット・ピンカイ・ジュニア、パット・デイ、スティーブ・コーゼン、イブ・サンマルタン、パット・エデリー……。競馬雑誌を見て憧れていた世界の名手たちです。

 騎乗技術やフォームはもちろん、ただ、そこにいるだけでカッコいい。話し方もカッコいいし、笑っている姿も、静かな佇まいも、カッコよく見えて。心の中で、「すごい!」を連発していました(笑)。

 コロナ禍の影響で開催が見送られ、昨年、3年ぶりに行われた同シリーズでは、初日1着、3着。2日目の第3戦は競走除外となりましたが、最終戦で2着を確保して優勝。パドックで行われた表彰式では、多くのファンの方から、お祝いの言葉をいただきました。

 これまで2位が8回とシルバーコレクターだった僕が優勝したのは、92年以来、実に30年ぶり。ファンの人の中には、30年前はまだ生まれていなかった若い人もいて、くすぐったい気持ちにもなりましたが、うれしさは30年前と少しも変わりませんでした。

 パートナーはくじ引きになるので、“今年も優勝”と胸を張って言えるほど強気にはなれませんが、出場するジョッキーが一丸となり、皆さんの心を熱く焦がすようなレースをお見せしたいと思っています。

 今週末、8月5、6日は、この『2023ワールドオールスタージョッキーズ』の舞台となる、札幌競馬に参戦する予定です。

 原稿執筆時点で騎乗が決定しているのは、6日の2歳未勝利に挑む松永幹夫厩舎のレーヴジーニアルと、2歳新馬戦でデビューする須貝尚介厩舎のガイアメンテ。そして、もう1頭、3歳未勝利に賭ける蛯名正義厩舎のコチョウランです。

 2歳戦はまだスタートしたばかりですが、3歳未勝利馬にとっては、9月第1週がラストウィーク。残されたチャンスは、あと1度か、2度。なんとか勝たせてあげたいと思うのは、厩舎の皆さん、馬主さん、僕らジョッキー、そしてファンと、みんな同じ。コチョウランの頑張りに、熱い声援をお願いします。

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