47都道府県「生涯現役カレー」ランキング!ビンビン元気!冬No.1決戦の画像
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 忙しい年末シーズンを元気に乗り切るためにオススメしたいのが、スパイスたっぷりの国民食・カレー。特に最近は、各地の特色ある“ご当地カレー”が人気を呼んでいる。

 そこで、有識者協力のもと、全国のカレーを徹底調査(最終ページからの表を参照)。本文では、『週刊大衆』編集部が選定した、この冬に食べたい上位十傑を紹介。寒い冬をホットに乗り切ろう!

■免疫力向上や活力増強

「カレーのスパイスであるウコンなどには、血流を改善し、体を温める効果があり、免疫力向上や活力増強につながります。またカレーを食べると、脳の認知機能の向上が期待できるなどの報告もあり、生涯現役のために、一石何鳥もの効果があるんです」

 と解説するのは、管理栄養士の望月理恵子氏だ。そんな健康食のカレーに、滋養満点の各地の食材が加われば、鬼に金棒だろう。

 ランキング第10位に入ったのは、キノコ王国である群馬県の『白まいたけのホワイトカレー』。ご当地カレー専門店『カレーランド』(東京都)を営む猪俣早苗氏は言う。

「マイタケのシャキッとした歯触りと、深みのある香りが楽しめる、和風カレーです。貴重な白マイタケを使っているため、来年3月までの期間限定販売。ただし、売り切れ次第終了とのことで、この時季しか味わえない、レア商品です」

 というごちそうカレーには、うれしい健康効果も。

「マイタケに含まれる“βグルカン”には、胃腸を整えて基礎代謝を向上させ、内臓脂肪を落とすのを助ける働きがあります。生活習慣病の予防になるので、中高年にオススメです」(前出の望月氏)

 第9位は、愛知県の『台湾カレーミンチ』。激辛がウリの名古屋名物、台湾ラーメンをカレーにした逸品だ。カレー研究家のスパイシー丸山氏は、こう言う。

「オイスターソースや、八角などの中華スパイスを効かせた、辛口カレーです。スタミナ満点の味わいで、食べれば元気百倍! 白米はもちろん、やきそばの麺にかけて、まぜそば風にしてもおいしいですよ」

第8位は、愛媛県の『道後ビールカレー』

 ご当地名物がカレーに“進化”したものは他にもある。第8位は、愛媛県の『道後ビールカレー』だ。

「日本最古の温泉郷である道後温泉の名物の一つが、湯上がりに飲む“道後ビール”。そのビールで、じっくり煮込んだカレーです。ビールのコクが詰まった大人の味わいで、左党にも評判です」(グルメ雑誌記者)

 ちなみに、ビールのホップは、抗酸化作用のあるポリフェノールを豊富に含んでいるとの研究結果もある。カレーとビールで、若返り効果も期待できるのだ。

 第7位は、広島県の『レモンクリームチキンカレー』。前出の丸山氏が、年末に自宅で食べてほしいと推したのが、このカレーだ。

「旅行雑誌『るるぶ』が出したレトルトカレーで、パッケージには広島の観光名所がズラリ。また、瀬戸内レモンの爽やかな酸味を生かした味わいで、家にいながら、目と舌で旅行気分が味わえます」

 レトルトもいいが、現地で味わうのもご当地カレーの醍醐味の一つ。第6位は、秋田県の『あいがけ神代カレー』が選ばれた。

「ご当地グルメの祭典『B-1GP』で入賞したカレー。家庭の味の昔風と、デミグラスベースの欧風をあいがけし、秋田の名物でもある、いぶりがっこを添えるのが特徴。味も量も満点です」(グルメライター)

 続く第5位は、山口県の『くじら捕鯨船カレー』。水産業の町で、クジラ食文化が残る下関市には、クジラ肉のご当地カレーがある。

「中でも、こちらはクジラ肉の専門店が手がけたレトルトカレーで、クジラのスジ肉をトロトロになるまで煮込んであって、絶品でした」(前出の猪俣氏)

 なじみの薄いクジラ肉だが、実は、生涯現役に驚くほどの効果があるので、ぜひ食べておきたい。

「クジラ肉には、疲労を軽減する抗酸化成分“バレニン”が豊富に含まれているので、食べると、長距離を泳ぐクジラのように疲れ知らずの体になれます。また、老化抑制の効果もあるので、下半身のスタミナ維持も期待できますよ」(望月氏)

 魚介が続いて、第4位は、青森県の『鯖さ ばカレー』だ。

「ブランド“八戸前沖さば”の半身が丸々一枚入った豪快さが売り。スプーンで持ち上げても崩れないほど、ギュッと締まった身と、凝縮されたうま味を一度に楽しめます」(丸山氏)

 サバは、「脳の老化予防になる“DHA”と、血流促進効果による下半身強化が期待できる“EPA”が豊富」(望月氏)とのことなので、栄養面も抜群だ。

 では、トップ3の発表に移ろう。第3位は、熊本県の『黒樺牛ビーフカレー』。

「年末に豪華なカレーが食べたいという人は、これ!白樺のような霜降りが特徴の、高級黒毛和牛“黒樺牛”の肉がゴロッと入っています。テールスープを使ったルーも濃厚で、ぜいたくな味わいです」(猪俣氏)

 第2位には、東京都の『欧風ビーフカレー オーベルジーヌ』が選ばれた。

「カレーマニアから絶大な支持を集めるメーカー『36チャンバーズオブスパイス』が、名店『オーベルジーヌ』のカレーをレトルトで完全再現。西洋だしと、スパイスが効いた、これぞ王道の味。カレー好きなら見逃せません」(丸山氏)

 また、猪俣氏が東京でオススメするのが、同じくビーフカレーがベースの、『カレーランドのカレーですよ 黒毛和牛&クリームチーズ』。

「クリームチーズのコクがはっきりと感じられて、白米だけでなく、パンとも相性抜群です」(猪俣氏)

■北の大地で誕生した名物が1位!

 そして、栄えある第1位に輝いたのは、北海道の『スープカレー』。言わずと知れた名物だが、レトルトが充実していて、現地に行かなくても楽しめるというのも、大きなポイントに。

「行列店『GARAKU』(札幌市)のスープカレーは、チキンなどの動物系のうま味と、カツオなどの魚介だしがきいた至高の味。

 その味を完全再現したレトルトには、店さながらの巨大な骨つきチキンレッグが入っていて、まさに、ごちそうでした」(丸山氏)

 スープカレーの1位を受け、望月氏が「カキの亜鉛で、精力増強になる」特製スープカレーのレシピを考えてくれた。最終ページに掲載したので、作ってほしい。

 一方、猪俣氏は、北海道の海の幸が入ったシーフードカレーの、『猿払産天然ほたてカレー』の存在を教えてくれた。

「北海道の最北部の猿払村で獲れた、大ぶりのホタテの貝柱をふんだんに使った一品で、言うなれば、カレー風味のホタテを食べている感じ。

 肉厚で甘いホタテと、まろやかなカレールーのコントラストがたまりません」

 最後に、猪俣氏に、レトルトカレーをおいしく食べるコツを聞いた。

「最近は電子レンジ対応の商品も多いですが、温めムラが起こりやすく、特に具が大きいタイプのカレーだと、芯まで温めるのが難しい。手間はかかりますが、湯ゆ煎せんでじっくり温めるのがオススメです。味の仕上がりが格段に違いますよ」

 全国のおいしいカレーを食べて、目指せ生涯現役!

【画像】管理栄養士・望月理恵子氏監修!カキと冬野菜のスープカレー

■47都道府県ビンビン元気!「生涯現役カレー」リスト

※専門家の意見を基に本誌作成。商品名の後の(レ)は、レトルトカレーがあるもの。

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