読者の皆さん、すみません。今週は、お詫びと訂正からのスタートです。2024年の開幕週、2週目と、続けて日曜に2勝を挙げたことで、先週、このコラムで、「今年は、“日曜の武豊”です」と書きましたが、前言撤回です。今年は、土曜日も武豊。日曜日も武豊です(笑)。

 始まりは、1月20日(土)京都の9R3歳オープンの若駒S。キズナを父に持つパートナーのサンライズジパングは、芝のG1ホープフルS3着馬で、ダートの交流G3JBC2歳優駿でも2着に食い込んだ芝、ダートの二刀流。クラシック路線、今年から整備されたダート三冠、どちらにも進める可能性を秘めた馬です。レースは7頭立てで最後方から。

――じっくり脚をためて

 と言いたいところですが、道中は全然、進んでいく気配がなく、一瞬、ダメかもしれないと心配になったほどでした。

 エンジンがかかったのは直線に入って、気合いを入れ直した後です。ディープインパクトと比肩するのはさすがに荷が重いんですが、彼を彷彿とさせる末脚で一気に先頭へ。ポテンシャルの高さは相当で、名前を覚えておいてほしい1頭です。

 続く、メインの11R岩清水Sは、初コンビとなったルーラーシップ産駒、5番人気のトランキリテに騎乗。6番手追走から外に持ち出すと、思い描いていた通り鋭く伸びて、ゴールギリギリのところでクビ差で捉えて、この日2勝目。

 さらに、レッドファルクス産駒のゴールドサーベルに騎乗した最終12R3歳未勝利も制し、騎乗機会3連勝。土曜日の武豊、完全復活です(笑)。

 気分よく臨んだ、翌21日(日)も、6番人気ジェットストリームで挑んだ10R羅生門Sは、ラストで伸びて2着。デルマカンノンと挑んだ最終12Rは、ゴール前で勝ち馬に競られたのが響いて2着という惜しいレースもありましたが、9R北大路特別を快勝したキミノナハマリアの走りっぷりが見事でした。少しゲートで入れ込んでいましたが、五分にスタートを切ってからは、終始、楽な手応えで、最後は後続を6馬身突き放すという圧勝です。この勝利も含め、2日間の成績は、9鞍に騎乗して、4勝2着2回。今年の勝ち星を8に増やし、リーディングも6位まで浮上しました。

――満足している? いいえ、まだまだ。土曜日も武豊、日曜日も武豊。これに加えて、今年は交流重賞のある平日も武豊です。

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