「この世をば わが世とぞ思う 望月の」 藤原道長が絶頂期に詠んだとされる有名な和歌(上の句)だが、その一世紀半ほど前に、やはりわが身の栄華を歌に託した公卿がいた。 藤原良房。娘が清和天皇に嫁ぎ、皇族を除き、臣下として初めて摂政になった人物として高校の歴史教科書に登場する。藤原不比等(前号で詳述)を…


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