タイに短期滞在中の女性ライター、現地での節約術をご紹介!の画像
カワノアユミ

 タイのパタヤに短期滞在中のライター・カワノアユミ。前回は現地の暮らしぶりについて書きましたが、今回はパタヤ生活での節約術について書こうと思います!

タイの物価は上がっているというが…

 ここ最近の日本の物価の値上げもなかなかのものだが、タイも負けず劣らず。

 たとえば私が初めてタイに来た20年前、タイでポピュラーな麺料理であるクイティアオ(米粉麺を使ったタイラーメン)の値段は15THB(当時のレートで約48円)であった。しかし現在では60THB(約255円)ほどと4倍になっている。

 クイティアオの値上げはまだ良心的かもしれない。特に値上げしているのは夜の店。男性旅行者にはキツイ話だが、女の子と遊ぶには、今や日本のほうがコスパがいいのでは?という声もある。

 私は夜の店の女の子と遊ぶことはないので、そこまでお金を使うことはないが、それでも毎日、酒は飲みたい。そこで、私が実践している節約術をご紹介しよう。

食事は自炊、酒は…

 前回も少し書いたが、予定がないときの食事は自炊することが多い。先日、タイは雨季入りを発表したが、それまでは35度を超えるほどの夏日が続いていた。

 雨季に入ってからは朝から昼にかけて雨が降ることが多い。泊まっているコンドミニアムにはキッチンや調理家電がひと通り揃っている。朝はなるべく外出したくないので、朝食はパンや卵を焼いたり、日本から持参したカップ麺を食べている。

 最近は、夕食を作る日も増えた。野菜不足を解消するために、コンビニで250円ほどの袋入り野菜や肉を買って鍋に入れるだけのお手頃料理。1食分200円ほど。外で鍋を食べれば1000円はかかるだろう。

 もっとも好きな酒だが、外ではビールを飲むことが多い。本当はワインが好きなのだが、タイは酒税が高いため、レストランやバーでグラスワインを頼むと800円ほど。スーパーでは1600円ほどでボトルが買えるので、部屋で飲むようにしている。

 また、無類のウーロンハイ好きなので、どうしても麦焼酎が飲みたいときは、スーパーで1600円ほどの麦焼酎を買って店に持ち込むこともある。

 タイのバーやレストランでは持ち込み料さえ払えば、酒の持ち込みをOKにしていることが多い。タイの日本食レストランでウーロンハイを頼むと500円はするので、持ち込みをするほうが全然オトクなのだ。

 たまに1人で外食をするときはローカル食堂やスーパーマーケットのフードコートで済ます。クイティアオやカオマンガイは240円ほどだ。

 こんな感じでパタヤでの1日の生活費は1500円〜3000円程度。ただし、たまにボーイズバーや、付き合いで知り合いのバーに行ったりすると5千円〜1万円以上使うこともある。

タイ・短期滞在…節約の工夫はほかにも

 航空券と宿泊場所にも節約を心がけた。パタヤでは自炊をしたいのでキッチン付きのコンドミニアムを選んだ。

 ホテルはどんなに安くても1泊2000円はかかるが、コンドミニアムはひと月の家賃が約4万円なのでかなりオトク。もう少し長期の滞在であれば、現地でアパートを探して借りるのもよいだろう。1〜2ヶ月の滞在であれば、Airbnbでコンドミニアムを借りるので十分だ。

 日本からタイへの往復航空券は4万円だった。上海乗り換えだが、受託手荷物は23kgが2つまで無料。LCCでも安い航空券はあるが、1〜2ヶ月の滞在となるとどうしても荷物が多くなる。

 航空券は出発の5か月前からほぼ毎日チェックしていたので、もっとも安いタイミングで買えたと思う。

 現地での移動は配車アプリを使っている。時間があれば、ひと区間40円のソンテウ(乗り合いバス)を使うこともあるが、パタヤの中心地は渋滞も多い。配車アプリでバイクタクシーを頼んでも私が泊まっているコンドミニアムから中心地まで300円程度である。

 ひと昔前までは「タイでは月5万円あれば生活できる」なんて言われていた。酒も飲まずに一切、夜遊びもしなければもしかすると可能かもしれないが……。

 今の私の生活であれば、どんなに頑張っても家賃を入れても25000バーツほど(約10万6000円)。ぜひ、参考にしていただけたらと思います。

 では、もっとも金がかかると言われる夜遊びとは? 次回は、タイの夜遊びについてご紹介します!

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