血湧き肉踊る! 熱き漢たちのみちのく決戦! 2024年8月13日(火)~8月15日(木)開催。
パワーと頭脳戦が交差する仁義なき最速バトルが勃発
お盆まっただ中の8月13日(火)から15日(木)の3日間、青森競輪場で第3回目となる「週刊大衆杯」が開催される。
競馬やボートレースとは異なる競輪の魅力といえば、やはり「人間の力」だけを動力源にしていながら、常軌を逸脱するようなスピードで勝負が展開されるというところだろう。男子なら時速70キロ、女子でも時速60キロ以上に達するという超高速下でのバトルは、間近で見ると圧巻である。
もちろん競輪の面白いところはスピードとパワーだけではない。同じ県や同じ地区所属の選手で構成されるラインと呼ばれる隊列同士の「頭脳戦」も見どころだ。
ちなみに、第3回週刊大衆杯が開催される青森競輪場は周長400メートルのいわゆる400バンクといわれるレース場だが、他場の400バンクに比べて直線距離がやや長め。それゆえゴール前の直線で選手がどれだけ踏ん張れるかが勝利の鍵を握り、誰が1着を取るかは最後の最後までわからない。
各ラインの先陣を切る若手選手が持久力とパワーでぶっちぎるのか、それともベテラン勢がゴール直前で追い込みをかけて勝利を掴むのか。個々人の力とラインが織りなす駆け引きは、まさに「仁義なき最速バトル」の様相を呈している。
血湧き肉踊る漢たちの「みちのく決戦」にぜひ刮目してもらいたい。
車券攻略は追込型に注目!逃型が1着ならば高配当も
冒頭でも述べたように青森競輪場はゴール前の直線が比較的長いため逃型がバテやすく、捲りや差しを得意とする追込型の選手が有利になる傾向が強い。実際のところ1着、2着の決まり手は「差し」が圧倒的に多く、逃型の選手にとってはやや部が悪いレース場といえる。
その反面、逃型の選手が1着になれば高配当になる可能性が高いので、車券攻略は本命と穴の両軸で押さえておくのがおすすめ。
ポイントはやはり青森競輪場を熟知している地元の選手。他地区のラインとの攻防と駆け引きが車券攻略の最大の見どころといえる。
本誌では台風の目となりうる8名の選手をピックアップした。ぜひ車券購入の参考にしてもらいたい。