タイ・パタヤから一時帰国した女性ライター…そういえば、タイ語は上達したの?の画像
カワノアユミ

年間120日タイのパタヤに滞在する、ライターのカワノアユミです。ひと夏の滞在を終えて一時帰国しました!

一見、ただ遊んでいるだけのように見えるかもしれませんが、実は語学学校でタイ語の勉強をしていました。

タイ語を勉強し始めて、約4ヶ月経ったのですが、果たして上達はしたのでしょうか……? 今回は「語学」について触れたいと思います。

■タイ語を勉強する人の多くが壁にぶち当たること

まず、タイに行ったことのある方や、最近人気のタイドラマを見ている方ならご存知かもしれませんが、タイ語は発音がとても難しいです。

日本語とは異なり、タイ語はあまりハッキリと発音しないで、鼻にかかったような発声をするのが特徴です。それがタイ語の可愛いところでもありますが、長年「滑舌がいいね」と言われてきた私には、これが本当に難しい!

特に難しいと感じるのが、タイ語で「お金」を意味する「グン(ŋən)」という言葉。「グ」の部分が、もう何を言っているのかわからない状態……。

なので、自分がよく使う単語はなんとか覚えても、実際にタイ人に話しかけても通じないことが多いです。

先日、食堂でフォークとスプーンしかなかったので、「お箸(タギアップ、takìap)をください」と頼んだら、なんと「ニンニク(グラティアム、krathiam)」が出てきてひっくり返ったわよ!

また、日本人がタイ語を伝えるのが難しいということはタイ人の発音も聞き取りが難しいということ。現時点では、自分の言いたいことはなんとか話せても、相手の言っていることが全くわかりません!

そのため、お店では店員が翻訳アプリを使い、私はタイ語の単語を並べて返し、かろうじて会話が成り立っている感じです。

■パタヤは英語だけでも生活はできるけれど…

「そんなレベルでタイで生活できるの?」という声が聞こえてきそうですが、意外とできちゃうんですよね。

というのも、パタヤは観光地で外国人が非常に多く、基本的には英語でどうにかなるんです。とはいえ、私自身が英語を話せるかというと、そうでもありません。

ただ、タイ人が話す英語は「タイイングリッシュ」と呼ばれる独特な文法や表現があるので、私のカタコトの英語でも、なんとか通じるのです。

実際のところ、バンコクよりもパタヤの方が英語が通じやすい気がします!

「じゃあ、タイ語を勉強しなくても良いのでは?」と思うかもしれませんが、特に夜のお店などでは、英語を話せるスタッフばかりではないので、頑張って勉強しています!

■現在のタイ語勉強法は……?

つづいて勉強法について。これまでは、パタヤにいる間は語学学校でのみタイ語を学んでいましたが、今では自宅でも勉強をするようになりました。

現在は、オンラインレッスンと自宅学習を組み合わせています。自宅学習では、YouTubeでタイ語の動詞や名詞、よく使うフレーズを覚え、わからないことがあればオンラインレッスンで先生に質問します。

ヒアリングは慣れるしかないので、好きなタイドラマを見ながら聞き取りに集中しています。正直、聞いてもまだわからないことが多いのです。

しかし、タイ語に常に触れていないと忘れてしまいそうなので、日本ではこの学習方法を続けています。他にも、タイ在住の日本人とカタカナでタイ語のメッセージをやり取りし、日常で使う言葉をできるだけ使うように心がけています。

■パタヤはタイ語を覚えやすい環境ではないけれど…

パタヤはバンコクに比べて英語が通じやすく、また日本人同士で集まりがちな環境でもあるため、タイ語を覚えにくい場所だと感じます。

実際に、語学学校に通っていてもタイ語が全然身につかないという在住者の話をよく耳にします。一方で、学校に行かずとも、タイ人の彼女と同棲してタイ語を覚えたという人もいます。

仕事でパタヤに来る日本人は少ないため、積極的にタイ人と関わらないと話す機会が少なくないです。ですが、私はできるだけ多くの場所に出かけて交流のチャンスを増やしていきたいと思います!

【カワノアユミ】関西を拠点とし、ボートレースや夜の街を取材。現在は日本とタイを行き来しながら、年間120日をタイのパタヤで過ごす”短期滞在ライター”としても活動中。X(旧Twitter):@ayumikawano(メイン)、@kawanoboatrace(ボートレースアカウント)

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