「独自性と、ぶっ飛び方が他局を圧倒しています。間違いなく、勢いはナンバーワンでしょう」とテレビ誌記者が語るのは、かつて"視聴率番外地"と呼ばれたテレビ東京のことだ。

「最近では、テレビ朝日、日本テレビに次いで、平日視聴率で民放3位になることも珍しくない。昨年4~9月期の経常利益伸び率も民放トップとなる91・5%増という驚異的な数字でした」(民放局関係者)

予算は他局の半分と言われながらも『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』『YOUは何しに日本へ?』など、独自路線の人気番組を生み出してきたテレ東。

その快進撃を色気の面で支えたのが、大橋未歩アナ(35)と大江麻理子アナ(35)であることに疑問の余地はないだろう。

同い年ながら、入社が大江が01年、大橋が02年と大江が1年先輩になる関係の両者だが、テレ東のWエースとして、これまで八面六臂(ろっぴ)の活躍を見せてきた。

「先にブレークした大橋アナは、誰もが認めるサービス精神の権化(ごんげ)です。バラエティー番組『アリケン』で"バックでやるの?"と問われ"シチュエーションを変えることは必要です"と堂々と肯定。世界卓球のPRでも"露出する時はちゃんと出さなきゃ!"と、太腿全開のユニフォームを自ら進んで選んだそうです」(女子アナウオッチャー)

大江アナも『モヤモヤさまぁ~ず2』でCカップであることをバラされるなど、過剰なセクハラをあくまで上品に受け止め、昨年、フジの加藤綾子アナを押さえて『好きな女子アナ』の第1位に輝いている。

「大江アナは昨年1年間のNY支局勤務を経て、この4月からはテレ東の看板番組『ワールドビジネスサテライト』のメインキャスターに就任します。大橋アナも、13年1月に軽度の脳梗塞が発覚して休養しましたが、今年に入って本格復活しました。2枚看板が揃い、テレ東幹部も、"フジテレビを超えるぞ!"と鼻息が荒いそうです」(制作会社関係者)

3月2日に放送された特番で大橋アナは、「テレ東は、基本(他局に)落ちた人間の集まりです。そう、私もです!」と啖呵を切ったが、「大橋はフジとテレ朝に落ち、テレ東に入った。大江も同様で、その2人の力で打倒フジを達成すれば、こんな痛快なことはないでしょう」(前出・テレビ誌記者)

はたして下剋上なるか?

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