「オープン戦の結果を見ても、今年のセ・リーグは巨人の独走が確定的ですが、思わぬ"育成の星"が、巨人のリーグ連覇を阻むかもしれません。各スポーツ紙でも彼の名前を見かける機会が増えています」(在阪スポーツ紙記者)

オープン戦でのダメ虎ぶりが目立つ阪神に救世主降臨!?
年棒400万円の育成枠投手が投げる"真っすぐ"が、連日スポーツ紙を賑わせている。

「伊藤和雄(24)です。ストレート主体のピッチングで三振の山を築いてきた怪物・江川も、伊藤の空振りの取れるストレートに脱帽。伝説の守護神・藤川球児を超える"真っすぐ"と、もっぱらです」(前同)

オープン戦とはいえ、8試合17イニングで31奪三振と驚異的な結果を出した伊藤(17日現在)。
高校時代は無名だった彼だが、「伊藤は、広島カープを3度の日本一に導いた古葉竹識監督が指揮する東京国際大学に進学してから、投手としての才能が開花。同大のリーグ初制覇に貢献しました。名将・古葉監督の"最高傑作"と、阪神入団前から評判は高かった」(球団関係者)

そんな伊藤だが、咋シーズンは肘の故障で年棒400万円の育成枠に降格。
今シーズンは好調ぶりが目立つだけに正念場と言える。

「巨人連覇の原動力となった山口鉄也も育成枠出身。ライバルである阪神には、これまで育成枠から活躍した選手はほとんどいません。和田監督も球団初の"育成の星"となり得る伊藤には大きな期待を寄せていて、支配下登録は間違いないとか」(前同)

"年棒400万円の剛速球"に、最強巨人打線がキリキリ舞いする……若き虎の右腕が"藤川球児2世"となる日も近い!?

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