ベトナム南部、ホーチミン市で廃品回収業者の女性が、不要品として買い取ったスピーカーから日本の1万円札が出てきたと、警察に届け出た。その額、なんとどっさり520万円! スピーカーはタテ20センチ、横15センチの小型なものらしく、ぎっしり詰め込まれていたようだ。

女性は当初、価値がわからず欲しがる知人にあげていたそうだが、噂を聞いた人たちが大勢やってきて大騒ぎに。身の危険を感じたため、警察に駆け込んだのだという。
警察は持ち主が現れれば返すと説明しているが、「落とし物ではなく法的には買い取った女性のものだ」「誰がなんの目的で入れたのか?」などと、現地では論争が起きている。いっぽうホーチミン日本総領事館は「これまでのところ事件性がないため、動くことはできない」と静観している。この手の事件の場合、たいていは表に出せないお金であることが多いが、はたして真相はいかに?

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