死刑確定から34年目! ついに袴田事件の再審決定
昭和41年に静岡県清水市(現静岡市清水市)で一家4人を殺害したとして、昭和55年に死刑が確定した袴田巌被告の第2次再審請求審で、静岡地裁は3月27日に再審開始を決定。静岡地裁は決定を不服として、東京高裁に抗告した。

ベトナム航空のスッチーが盗品持ち出しで逮捕
日本国内で万引きされた衣料品を持ち出す目的で空港に運んだとして、警視庁はベトナム航空の客室乗務員(CA)の、グエン・ビッチ・ゴック容疑者を逮捕した。衣類は21点で、12万5000円相当にのぼる。

みんなの党・渡辺代表のくまでは8億円!?
みんなの党の代表、渡辺喜美代表が、化粧品販売会社DHCの吉田会長から、計8億円を借り入れていたことが判明。渡辺代表は個人的な借り入れを「くまで代」と述べ、世間を驚かせた。政治資金規正法には抵触しないと主張しているが、周囲からの批判は多い。

とうとう消費税8%がスタート
4月1日、17年ぶりに消費税率が引き上げられ8%となった。スーパーなど流通や小売業では、3月下旬から駆け込み需要で大繁盛となったが、4月からは反動による冷え込みが予想される。景気回復をうたう安倍政権にとっても、正念場の1年となるだろう。

袴田事件で争点となったのが、証拠として提出された犯行時のズボンやシャツ。衣類についたDNAは袴田さんのものとは一致しないとの弁護側の主張が認められた形だ。釈放された袴田さんは疲れ果てた様子が見て取れ、34年という時間の苛酷さを感じさせた。
タイやベトナムなど東南アジア各国には、ユニクロなど日本企業が多数進出しており、日本製品は人気となっている。逮捕されたベトナム航空のグエン容疑者は「多くの同僚が小遣い稼ぎでやっている」と供述しており、持ち出しが組織的な密売であった可能性も高い。
8億円の使途を「くまで購入」と答え周囲を驚かせた渡辺代表。本人は疑惑を否定するものの、お金を貸した吉田会長から「選挙資金以外に使い道はありえない」と明言されたうえ、党内からも代表辞任の声があがるなど、窮地に立たされている。
増税が実施された4月1日は、一部スーパーなどで売り上げを管理するサーバーがシステム障害を起こすなど、混乱が続いた。価格に関しては増税分上乗せ、据え置き、あるいは牛丼のすき家のように値下げに踏み切るところなどさまざま。各社の今後の売上動向が注目される。


文・本橋隆司

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