街中をアレが練り歩く!? 老若男女が熱狂するちょっとエッチなお祭の画像
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日本各地に「奇祭」は数多く存在するが、近年「チ◯コ祭り」として主にネットで有名になった祭りが「かなまら祭」だ。そのかなまら祭りが今年も4月6日に開催された。 祭りが開催された場所は神奈川県川崎市、若宮八幡宮内にある金山神社。普段は静かな小さい神社に大勢の人が殺到し、神社に向かう約300メートルの歩道から参道まで身動きできないほどの人が溢れた。その大半が若い女性や海外からの観光客だ。

祭りの見どころは、なんといっても男性器をかたどった大きな張形を納めた3基の神輿(みこし)。法被姿の男衆が担ぐ真っ黒な鉄製の男性器をのせた「かなまら舟神輿」を先頭に、女装の担ぎ手たちが担ぐピンクの男性器をいただく「エリザベス神輿」、最後に最も古い木彫りの張形を納めた「かなまら大神輿」が続き、街中を練り歩く。
境内には男性器、女性器をかたどったありがたい飴細工やストラップ、手ぬぐいなどのグッズが売られ、神輿を見上げながらリアルな男性器の形をした飴を舐める若い女性で境内は埋め尽くされた。

一見センセーショナルなこの祭の起源は古く、江戸時代川崎宿の遊女たちによる商売繁盛・性病除けの願掛けから始まったとされており、縁結び、子宝祈願、商売繁盛や近年ではエイズ除けにもご利益があると人気を集めているとか。
日本には全国的にこうした奇祭が点在しており、3月に行われる新潟長岡の「ほだれ祭」や愛知県犬山市の「姫の宮法然祭」、6月開催の伊豆稲取の「どんつく祭り」などが有名だ。

ちょっとエッチで霊験あらたかなお祭、一度足を運んでみては?


金山神社「かなまら祭」
●開催日:毎年4月第1日曜日10:00~
●「若宮八幡宮」神奈川県川崎市大師駅前2-13-16
京急大師線川崎大師駅より徒歩3分

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