サッカー・プレミアリーグのマンチェスターU・香川真司(25)と、セリエAのACミラン・本田圭佑(27)が窮地に立たされている。

「最近、出場時間が激減している香川と本田ですが、ついに3月16日の試合では、両者ともにベンチ入りすらできなかったんです。しかも、両チームとも、優勝が義務づけられた強豪クラブながら今季は下位で低迷。ここまで2人とも無得点ということもあり、現地では戦犯扱いされています」(スポーツ紙記者)

現在、香川の出場は31試合中11試合のみ(3月26日時点、以下同)。
本田は12試合中9試合に出場しているが、平均出場時間はわずか48分にすぎない。

それゆえ香川には、地元の専門紙から「あわれなパフォーマンス」「チームの中核ではなく、控え止まり」「全盛期は過ぎた」と酷評の嵐。

本田にも「シュートがひ弱」「"幽霊"のような存在感」「役に立たない。使えない」と、日々、罵詈雑言が並べられている。

「サッカー選手は、試合に出ることで体調や勘を維持できる。なので、たまに試合に出ても活躍できないし、結果を出せないから、次の試合にも出られない」(前出・スポーツ紙記者)

そんな2人の不調が、今年6月に開催されるブラジルW杯にも影響しそうだ。

ザッケローニ監督がこれまで3年にわたって進めてきた、日本サッカー史上最大の得点力と期待される"W司令塔構想"が崩壊するというのだ。

「ここまで調子が悪いと、これまで別格扱いだった香川と本田といえども外さなければ。不調でも使い続け、復調を待つ余裕はないんです」(協会関係者)

また、日本サッカー協会の台所事情もあるという。
「今年の協会予算に、まだ開催前のブラジルW杯でベスト8入りしたときの賞金約14億円を"皮算用的"に計上しているんです。これがなければ、今年の協会は大赤字。それを免れるには、調子のいい選手に替えるしかないんです」(同)

香川と本田の不調は、代表チームのみならず、協会も崩壊させる!?

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