離着陸に必要な滑走路の長さは、一般的にプロペラ機で1200メートル、ジェット機で1800メートルと言われています。
しかし中には、この基準に当てはまらない空港も存在します。

世界の商用空港で、もっとも滑走路が短いのはカリブ海のサバ島にあるサバ空港で、わずか400メートルしかありません。
しかも、滑走路の両端は断崖絶壁。
オーバーランすれば、海へとまっさかさまに落下してしまいます。
なんとも危なそうですが、これまでのところ、大きな事故は起きてないそうです。

逆に、もっとも長い滑走路を持つのはチベットのチャムド・バンダ空港。
標高4334メートル。
世界一高い場所にある空港でもあります。

標高が高いと空気が薄く、エンジンが大きなパワーを出しにくくなります。
同時に揚力も低下し、滑走距離を長くしないと飛び上がれなくなるのです。
この空港の滑走路、何メートルの長さがある?


1.4500メートル
2.5500メートル
3.6500メートル

答え :2

出題:浜川卓也

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