メキシコでロバとシマウマのミックスとなる馬が誕生して話題になっている。
英語の「ドンキー」と「ゼブラ」を足して「ゾンキー」と呼ばれているこの動物、頭と胴体がロバで四本の足がシマウマとなっており、まるでボーダーのニーハイソックスを履いているかのよう。現地の動物園ではこのゾンキーを集客の目玉にしようと、張り切っているようだ。
日本ではいまひとつながら、海外ではミックス動物の人気は高く、これまでにもさまざまな動物が掛け合わされてきた。父親がライオンで母親がトラの「ライガー」。父親がヒョウで母親がライオンの「レオポン」(これは日本で生まれた)。さらにはシマウマのオスとポニーのメスから生まれた「ゾニー」や、チワワとダックスフントから生まれた「チワックス」という品種などもいる。
多くのミックス動物は種の保護機能が働くためか、繁殖能力を持たないことが多い。物珍しく可愛くはあるが、人間の都合でミックス動物を作り出してしまうのは、ちょっとかわいそうかもしれない。


本日の新着記事を読む