4月13日、熊本県の養鶏場で鳥インフルエンザが発生した。

約11万羽が殺処分された緊急事態の最中、国のトップ・安倍晋三首相は、山梨県でゴルフを満喫していた。

「安倍首相はゴルフをやめずに最後まで楽しんだそうです。官邸は、"急に東京に戻ると国民に不安を与えるから"と説明しましたが、正直苦しいですよね。でも、さらなる驚きがゴルフにともに興じていた相手。"お台場のドン"、フジテレビ会長の日枝久さんだったんです」(全国紙政治部記者)

首相と大手テレビ局トップの接待ゴルフ。
ままあることのように思えるのだが、この両者だと、深い意味が追加されるという。

経済誌ライターは語る。
「フジがあるお台場にカジノを誘致し、再興させようとする日枝会長と、その利権を牛耳ろうとする安倍首相は"カジノ"で利害が一致する関係なんです」

ゴールデンウィーク明けにも、カジノ推進法案が国会を通過すると言われ、東京五輪が開催される2020年のオープンを目指しているとされるカジノ構想。

「カジノの売り上げは年間1兆2000億円とも言われて、それに派生する事業だけでも相当な額になります。日枝会長は、そのオイシイ汁をフジに流そうと考えているんです」(前同)

カジノ誘致を動かしているのは、政府、国土交通省、そして東京都だ。

「安倍首相と日枝会長はこれまで何度もゴルフをともにしています。この昵懇(じっこん)ぶりを見ていると、安倍首相は当初の筋道をつけた元東京都知事の石原慎太郎さんをカジノ事業から外すつもりだと思えてきますね。同様に、誘致への強い意欲を示している大阪の橋下徹市長も蚊帳の外にするつもりでしょう」(同)

この4月には、甥っ子を新入社員としてフジに送り込んだ安倍首相。
カジノ利権総取りへの足がかりは、着々と進んでいる!

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