ダルビッシュ、九回あと1人で無安打無得点逃す
米メジャーリーグ・レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が現地時間9日(日本時間10日)、テキサス州アーリントンでのレッドソックス戦に挑んだ。今季7試合目の先発で、九回2死までノーヒットノーランだったが、あと1人というところでヒットを打たれ大記録を逃した。この試合でダルビッシュは9回途中まで126球を投球。打たれたヒットは1本、フォアボール2つ、奪三振は今シーズン最多の12個と完璧なピッチングで3勝目をあげた。

氷上の大輪、キム・ヨナ引退
韓国のフィギュアスケート選手であり、浅田真央の最大のライバルであったキム・ヨナ(23)が5日、ソウルオリンピック公園特設リンクで引退式を兼ねたアイスショーに出演した。「つらいときに立ち上がる原動力になったのは、五輪のメダルや高得点ではなく、皆さんがいたから」というメッセージに、観客席からは大喝采。「これまで身に余るほどの愛をいただきました。今後も見守っていてくださいね」と、氷上の大輪は引退に際し、ファンにあらためて感謝の意を表していた。

キズナ、敗北の理由は「骨折」
4日の天皇賞に出走し4着とふるわなかったキズナ(牡4・佐々木)が骨折していることが6日、わかった。キズナは今回の天皇賞・春においては、単勝1.7倍という圧倒的な1番人気で出走したものの、勝ったフェノーメノに0秒1差及ばず4着に終わり、ファンを落胆させていた。骨折の箇所、全治などは不明だが、次走に予定していた宝塚記念や、昨年に続き秋に参戦を表明していた凱旋門賞への出走も厳しい状況となった。

新横綱・鶴竜の活躍に期待大!
大相撲夏場所が11日から両国国技館にて始まった。朝青龍引退後、長く白鳳ひとり横綱が続いていたが、日馬富士に続き鶴竜が新横綱に昇格、今場所から13年ぶりに3横綱となった。初日、新横綱の鶴竜は碧山を引き落とし、白鵬は小結・千代鳳を寄り切りスタートを白星で飾った。順調な2横綱に対し、日馬富士は小結・嘉風に押し出されて黒星発進。ほか、大関・稀勢の里&琴奨菊は共に白星スタート。期待のルーキー・遠藤は入門以来初めてまげを結い、旭天鵬を寄り切りで破った。


野球、サッカー、競馬など、スポーツ界はまさに毎日がニュースの嵐。日本の球界は巨人がWBCキューバ代表のフレデリク・セペダ外野手と契約したり、監督批判をして二軍へ懲罰降格した某選手がフェイスブックでゴタゴタしたりしてましたけど、その陰でメジャーのダルビッシュ選手が惜しいところまでいってました。ダル選手は昨年4月2日のアストロズ戦でも、九回2死まで「完全試合」だったこともあり、今回は……と思いましたが、またまた9回でヒットを打たれそのまま降板。次に期待です。
夏を前にすると冬の寒さなんてすっかり忘れちゃいますが、ソチ五輪で圧倒的強さを誇った、韓国のフィギュアスケーター、キム・ヨナがついに引退しましたね。浅田真央選手とともに切磋琢磨しあった彼女の勇姿と美麗なおみ足(失礼)を、来シーズンは見ることがきないのがちょっと寂しいです。
そういえば競馬の天皇賞を買っていた人も多数いらっしゃったでしょうが、武豊駆るキズナの失速は、誰しもが目を疑ったはず。レース中の骨折ということですが、当面復帰は難しい……!?
最後は夏場所。満員札止め1万人超の観客の前で、横綱鶴竜が土俵入りしました。完璧な雲竜型は先輩、朝青龍が引退した2010年初場所以来。9日の野見宿禰神社では所作の一部を忘れた鶴竜。「今日は注意しました」と少し照れながらのコメントしてました。

文・伊藤貴信

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