5月11日の夜、JR武蔵野線東所沢駅で、20代の女性が線路内に立ち入り上下線7本が最大41分遅れ、約1200人に影響が出る騒ぎがあった。

驚くのはこの女性、救出のため線路に降りた駅職員が声をかけると逃走を図り、なにを考えたのか線路内の電柱をよじ登り始めたのだ。さらに女性は架線にぶら下がり始めたため、駅はレスキュー隊を要請し、同日11時20分には無事保護された。ちなみに女性が酔っていたかどうかは、未確認とのこと。

JR東日本八王子支社によると、女性は駅の外からフェンスをよじ登り、線路内に侵入したとのこと。救助された際には、手に軽いやけどを負っていたらしい。架線には高圧電流が流れているものもあり、うかつに触ると命の危険もある。軽いやけどで済んだのは、不幸中の幸いといえよう。

電柱に登らずとも、命にかかわる危険な行為である線路内への立ち入り。酔って転落というケースが最も多いので、ホームで足元の怪しい人がいたら、注意するようにしたい。

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