アメリカ、カリフォルニア州北部の町で、空にポッカリ穴が開く怪現象が目撃され、ツイッターやフェイスブックなどSNSであっという間に拡散。世界中で話題になった。この穴の正体についてはUFO、気象操作、あるいはワームホールではないかという説もある。
ワームホールとは時空のある一点から別の離れた一点へと直結する、トンネルのような抜け道のこと。ジョン・アーチボルト・ホイーラーにより1957年に命名され、現在もその存在を証明する研究が続けられている。
なんとも夢のある話だが、実際に有力視されているのは、“穴あき雲“だ。これは雲の粒が急速に氷晶となって落下を始めるため、雲にポッカリ穴が開いたように見える現象のこと。稀なものではあるが、怪異ではなく実証された気象現象で、YouTubeにも動画が多くアップされている。今年はエルニーニョの発生が予想されているため、日本でも例年にない天候となる可能性が高い。注意して空を見ていれば、穴あき雲を見つけることができるかもしれない。

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