爪は角質が硬化した皮膚の一部で、成分は髪の毛と同じケラチンというタンパク質。
普段はあまり意識しませんが、爪は人が生活するうえで意外に大きな役割を担っています。

「爪」という字は、手を上からかぶせ、物をつかむ形からできています。

指の骨は先端まで届いていないため、指先は構造的に力が入りにくくなっています。
その弱点をカバーするのが爪です。

指の腹に加わる力を爪が支えているから物がつかめるし、細かい作業もできるわけです。
爪は皮下にある爪母(そうぼ)と呼ばれる部分で作られていて、古い爪を押し上げるように伸びていきます。爪の根元にある半月状の白い部分は、できたばかりで完全には角化してない新しい爪です。

伸びるスピードは手の爪で1日平均0・1ミリ。
足の爪はその半分程度ですが、条件によっても変わります。

一般的に冬より夏、夜より昼のほうが早くなるそうです。

指によっても差が出ます。
手の指で、最も成長速度が速いのは?

1.親指
2.中指
3.小指

答え :2

出題:浜川卓也

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