札幌の緑地で発見された遺体が行方不明女性と確認される
札幌市厚別区の緑地で見つかった遺体が、今月4日から行方不明となっていた札幌市厚別区の女性(25歳)だったことが確認された。ネックレスや指輪など、貴金属類はとられていないことから、金銭目的ではない犯行が推測されている。また女性のスマホが見つかっておらず、隠蔽のため犯人が持ち去った可能性が高いと見られている。

なぜ中国に? 准看護師殺害の鍵を握る日系ブラジル人女性が上海で身柄を確保される
大阪の准看護師女性(29歳)の遺体が東京八王子市のトランクルームで見つかった事件で、関連があると考えられていた日系ブラジル人女性(29歳)が中国・上海で身柄を拘束された。女性は准看護師になりすましてパスポートを取得したと見られ、大阪府警は中国側に身柄の引き渡しを要請している

「神のお告げで」盛岡から京都までやって来た認知症女性(72歳)が保護される
28日、京都市内で保護された認知症の女性(72歳)が、700キロ離れた岩手県の盛岡市からやってきていたことがわかり、京都府警右京署が女性を同市まで送り届けた。女性は京都まで来た理由を「神のお告げがあった」と話していたが、どうやって京都まで来たかは「覚えていない」と話している。


札幌市で女性遺体が見つかった現場は、行方不明になった当日、女性からの携帯電話の電波が途切れた場所の付近だった。婚約者にかかってきた最後の通話は「助けて、警察を呼んで」というSOSの言葉。緑地は昼間でも薄暗く、夜になると人通りがほとんどない場所とのことだが、なぜ女性はそのようなところに行ってしまったのか? そしてそこにいたのは何者だったのか?
上海で身柄を拘束された日系ブラジル人女性だが、その経歴がようやくわかってきた。女性は小学校の頃に家族4人とともに、障害を持つ弟の治療目的で来日した。その後、中学を卒業するとブラジルに一時帰国。高校卒業後に再び来日した。しかし3~4年前に家族とケンカして家出。両親とも連絡はほとんどとらず、行方がわからなくなっていた。目的など、さらなる解明が待たれるが、日本と中国は犯罪人引渡し条約を結んでおらず、身柄の引き渡しを求めているものの、実現するかは微妙なところだ。
認知症の老人が保護された場合、身柄は家族など保護者に引き渡される。しかし今回の女性は引き取れる親族がいなかったため、警察が盛岡まで連れて行き、市職員に引き渡すという大がかりなことになった。今後、認知症高齢者が増えることが予想されるため、警察を含めた行政間の連携が必要になってくるだろう。ちなみに盛岡まで交通費は女性が所持していた約3万円の中から支払った。

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