「6年後、フジテレビが放送業からカジノ業に鞍替えします」(経済誌記者)
にわかには信じがたい仰天情報を本誌が入手した。

確かに、フジは今、絶不調の最中にある。
人気ワンバーワン民放局として長年隆盛を誇ってきたが、2011年から視聴率が急落。
今や、「振り返れば放送大学」と揶揄されるほどの状態で、そしてついに「先日、55歳以上の社員給与の大幅カットが決まった」(フジ関係者)という深刻事態だ。

それにしても、だ。
あまりにも突飛に思える業種変えの話を、前出の経済誌記者が解説する。
「フジは今、政府、国交省、東京都らと組んで、東京五輪が開催される2020年の開業を目指して、お台場カジノ計画を進めているんです。まず足がかりとして、GW明けには、カジノ推進法案が国会を通過することがほぼ決まっているんです」

たびたび噂話として噴出するカジノ開業話だが、水面下ではかなり話が進んでいると言うのだ。「カジノ開業を進める一団は、カジノ先進国に足繁く訪問し、視察を重ねています。そして、現段階で一つの結論が出たようです。日本が目指すのは、ラスベガス・マカオ型ではなく、シンガポール型だという話です」(前同)

一つの街に多数のホテルとカジノが立ち並び、街自体が大きなカジノになったような刺激的なラスベガスやマカオ型。

一方、リゾート型の大きなホテル内にカジノが入り、家族みんなで訪れても楽しむことができるのがシンガポール型だ。

「日本のカジノ推進団は、観光地としてのお台場再編成も目論んでいます。お台場の土地の狭さ、治安問題、そして中国をはじめとした東アジアの富裕層家族をターゲットにしている、といったことなどを勘案し、出た結論がシンガポール型ということのようです」(同)

そして、準備はすでに進んでいる。
「館内に世界最大のカジノを持つシンガポールの総合リゾートホテル、マリーナ・ベイ・サンズのお台場上陸が内定しているようです。そして、そことフジが共同事業や提携、さらには合併の可能性まであると……。フジ上層部は、すでに話し合いを始めているようです」(同)

お台場の再編成と日本進出で利害が一致した両者、はたして「ODAIBAフジテレビ・サンズ」、まさかの出航はあるのだろうか!?

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