アジア安保会議でアメリカ代表「中国と戦争するつもりはない。日本にも不満がある」
南シナ海の領有権問題について中国への批判をほのめかしたとされる日本と、名指しで中国を非難したアメリカ。その両国の発言に対し、中国人民解放軍の王冠中副総参謀長は「中国への挑発」だと批判し、激しい舌戦が繰り広げられた。しかしこのような中国、日米との対立を憂慮したのか、米国当局者から「米国は中国との戦争を望んでおらず、日本にも不満を抱いている」という声も報道された。

日本と北朝鮮との拉致問題の再調査合意に焦りを見せる韓国
日本と北朝鮮は拉致問題の再調査と、段階をふんでの制裁解除や人道支援の実施検討などで合意した。これに対し韓国政府高官は2日「北朝鮮への圧迫で相当な変数」になると述べ、制裁解除を経て食糧支援まで実際に始めることになれば「米国はじっとしていられず、なんらかの動きを取る」と言及。これは米国が制裁以外の外交措置を取る可能性もあるとの見通しを示したと同時に、日朝関係の改善がさらに進めば、北朝鮮への影響力でも日本に後れを取ると憂慮する韓国の焦りも示している。

UAEに向かう朴大統領のエアフォースワンをイラン空軍が通せんぼ
朝鮮日報によると先月19日、朴槿恵大統領がアラブ首長国連邦(UAE)に向かう途中、乗っていた専用機がイラン上空を通過できず、約40分にわたって周辺を旋回していたことがわかった。韓国政府のある幹部は2日「イラン空軍が当時、韓国の大統領専用機が領空を通過するという事実を十分に把握していなかった」とし、「韓国側が“エアフォース・ワン”(大統領専用機)と伝えたが、イラン側が“エアフォース”(空軍)と誤認したようだ」と語った。

天安門事件から25年 NHKにも報道規制が!?
6月4日、中国の民主化を求め、北京天安門広場に集まった学生に軍が発砲した天安門事件の発生から25年を迎えた。これにともない、習近平指導部は抗議活動への締め付けを強化。警察は訪れた観光客全員に身分証を提示させ、特殊な端末で登録、水筒の中身までチェックした。また情報統制も強められ、Googleも検索エンジンの他、ほぼすべてのサービス利用が停止状態に陥った。さらにNHKの海外放送ニュースでも天安門に関する報道が始まるや、画面が3分間もブラックアウト。音声も聞こえなくなる事態が発生した。

本日の新着記事を読む