英マンチェスター・ユナイテッドに所属する日本代表のエース・香川真司(25)が、もがき苦しんでいる。

「ここまでの先発フル出場試合はわずか7試合(4月9日現在)。それもそのほとんどが、いわゆる"重要ではない"試合です。W杯に向けて試合勘のなさは心配ですし、まだ若い彼が成長できているかという面では、かなりの問題ですね」(サッカー専門誌記者)

現地の記者にも
「技術やセンスならチーム1、2」
と言われる香川が出場できない一番の原因は、監督のモイーズにある。

「彼は典型的な英国サッカー志向者。ロングボールを蹴って、走り込んだ足の速い選手がゴール前にクロスを上げ、背の高くて体のゴツい選手が相手と競り合いながら叩き込むという懐かしのサッカーです」(前同)

昨年リーグ優勝したチームは現在7位に低迷。
「戦術ゼロの脳ミソ筋肉野郎」(マンUファン)と言われる指揮官に、香川は酷い扱いを受けているのだ。

さらに、環境面も厳しい。
「まず、飯がまずい。味気ない英国料理はキツいし、郊外に住んでいる香川は市内の日本料理店に行くのに車で40分はかかるそうです。だから彼は自炊して、うどんばかり食べているそうです」(スポーツ紙記者)

そして、一度外出すれば、"英国名物"パパラッチが香川を徹底マークする。
「香川は"外に出られない"とボヤいているとか。さらに先日は、金髪美女とのエロチャットを暴露される始末。プライベートはほぼないに等しいですから……」(前同)

では、移籍すればいいのではと思うのだが、
「実は、冬の移籍期間にドイツの超ビッグクラブから移籍オファーがあったそうです。ですが、移籍しなかったというか、できなかった。理由は、"彼が目的"でチームに着いているスポンサーへの配慮。年間にすると10億円以上になるようで、独断での移籍の判断はできないそうです」(同)

香川が収監された"監獄"の門は今も、重くしっかりと閉じている――。

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