アメリカ・ユタ州サンダンスの山道で撮影されたビッグフットの映像がYouTubeに投稿され、話題になっている。夜のドライブ中に撮影されたようで、車がカーブにさしかかったところで木立の間に黒く大きな影が動いているのがわかる(映像16秒のところ)。体長は2メートル近くと思われ、黒い毛に覆われ体長2~3メートルの人型UMAという、ビッグフットの特徴にかなり近い。



しかし疑問なのが、なぜ夜のドライブでわざわざなにもない車外を撮影していたのか、という点だ。もともとビッグフット目撃の歴史は古く、記録としては1840年、大きさ40センチ以上という巨大な足あとが発見されたのが最古だ。以来、ビッグフットの目撃情報は多数報告されているのだが、そのほとんどはフェイクだとされている。
有名なものは1958年に巨大な足跡を発見したレイモンド・ワラス氏の例だろう。ワラス氏の発見は地元紙でも報道され、全米にビッグフットブームを巻き起こしたのだが、彼の死後、甥のリー・ワラス氏によってヤラセであったことが告白されたのだ。またそれだけでなく、数々のビッグフット映像もフェイクであったことを告白している。
確かにUFOや他のUMAと違い、着ぐるみを着ればそれっぽく見えるビッグフットは手間もかからず、フェイクを作りやすい。怪しい目撃映像が氾濫しているのも、それが理由だろう。最後に昨年撮影されたビッグフットの映像を紹介したい。これははたしてフェイクなのかどうか? みなさんはどう思うだろう?

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