「お前が結婚しろ!」
「(子ども)産めないのか」

東京都議会で塩村文夏(あやか)都議(35=みんなの党)の質問中、自民党議員席から女性蔑視の悪辣(あくらつ)なヤジが飛び、大騒動に発展した。

「自民党の鈴木章浩都議が一部ヤジを認めたものの、ほかのヤジの犯人は特定されていません。塩村サイドは"自首"を要求していて、自民側と対決する姿勢です。連日、マスコミの前で訴え、そのルックスとともに注目を集めています。予想以上の人気には党本部側も驚きで、次の国政選挙出馬説まで浮上しているほどです」(夕刊紙記者)

すっかり時の人となった塩村氏だが、これまでの人生は波乱万丈だ。
「グラドル出身で、"熱湯コマーシャル"にも出てました。『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)の毒舌キャラが人気となり、明石家さんまもお気に入りでしたよ。その後、テレビ人脈を生かして構成作家に転進し、温泉ソムリエや自動車ライターとしても活動しましたが、あまりパッとしませんでした。一時期は、橋下徹大阪市長の維新政治塾にもいたんですが、結局、昨年、みんなの党から都議選に出馬し、当選しました」(日テレ関係者)

こうした経歴だけ見ると、結構な世渡り上手なのか思うが、みんなの党関係者は、
「肝はかなり太い。民主党の蓮舫(れんほう)にも負けない女傑」
と語り、こう続ける。

「支援者回りや選挙活動などは真面目すぎるほどで、オヤジ受けも抜群。酒も相当強くて、酔うと『恋から』の毒舌キャラに変貌するんだよ。"結婚相手は私の3倍稼いでる人がいい""チャラい業界人は飽きた"なんて、モテキャラを自慢していた。今のところマスコミの前で問題発言は出ていないけど、それが唯一の心配だね」

窮地のみんなの党を救うのは塩村旋風か!?

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