先月28日、チェコでミステリーサークルによって畑が荒らされたとして、畑の持ち主、ジャン・カーリクさんがサークルの作り手に損害賠償を要求した。

ミステリーサークルが出現したのは、トウモロコシ畑。そのおかげでトウモロコシがなぎ倒されたうえに、訪れた見物人によって踏み荒らされてしまい、畑は散々な状態になってしまったという。
「相手がエイリアンだろうと誰だろうと関係ない。とにかく賠償金を払ってもらう」(ジャンさん)
ちなみに今回の件でジャンさんが受けた損害額は1000ドル超。警察はミステリーサークルの作り手を捜索しているという。

実はミステリーサークルの本場、イギリスでも見物客によって畑を踏み荒らされる被害が以前から問題になっており、ミステリーサークル侵入許可証を発行し、見物人を管理する制度が始まっている。実は過去にミステリーサークルを作ったことを告白し、話題となったダグ・バウワーとデイブ・チョーリーも、畑の持ち主から損害賠償を請求されたのだ。もはやUFOのしわざでも超常現象でもなく、人が作り出す作品として認知されているミステリーサークル。これからはイギリスの許可証のように、各国もみんなが楽しめる制度を作っていくことが必要になるだろう。

本日の新着記事を読む