“美人すぎる市議”として<美人すぎる○○>の先駆けともなった、元八王子市議にして元ミス日本。現政治キャスターとして活躍中の才媛、佐野美和をナビゲーターとして、”政界の頼れる親父”新党大地代表 鈴木宗男元衆議院議員が日刊大衆読者のお悩みをズバッと一刀両断! 明快にお答えするコーナーです。




美和 宗男先生。このお悩み相談、けっこう評判いいみたいですよ! 日刊大衆の人気のコーナーなんですって。 おもしろいご相談も来てます。

宗男 そうですか! それは嬉しいなぁ。。なんでも訊いてください!!

美和 ではさっそく、今回のお悩みです。

~41歳 通信機器メーカー勤務 男性の方からのご相談~
宗男先生、はじめまして! 私は、いい年をして"アイドルの追っかけ"がやめられません。CDや写真集を大量に購入する費用はもちろん、コンサートや握手会に行くための遠征代もバカになりません。妻はあきれて、今後も追っかけをやめないなら家を出る、とまで言っています。家庭が大事なのはわかっているのですがでもやっぱり完全にやめるのは難しいので、なんとか妻に譲歩してもらう方法はないでしょうか?

宗男 んんっ!? いつも温厚な私も今日は言わせていただきますよ! この人は"悪い病気"です!!


美和 でも、宗男先生・・・この"悪い病気"の方は、最近の日本に結構いますよ(笑)。

宗男 自分の"ぶん"をわきまえるのが男の生き様です!

美和 でもでも、宗男先生! 我が国は、そんな"ご病気"の4・50代で溢れています!!

宗男 病気です! 頭に虫が入っています!(怒)。

美和 出ましたね、宗男流表現。 以前にも似たような表現を仰ってました(笑)。

宗男 「あなた馬鹿ね」って言ったら腹が立つけれど、「頭に虫が入ってる」って言われれば腹が立たないでしょ?(笑)。でもね、誰だって、"歌手の誰のファン"とか"女優の誰のファン"とかあると思うんです。それはいいことです。だけれどもこの相談者の方は、すでに奥さんに批難されている。おこずかいも限りがある。自分の立場を考えなければいけません。

美和 宗男先生から見て、この日本は平和だと思いませんか?

宗男 平和というよりね、情けないね!無責任だ!! まず奥さんを困らせてはいけない。

美和 41歳、働き盛りですからね。

宗男 通信機器メーカー勤務なんでしょ? まず仕事に責任を持つことですよ。これから40代・50代バリバリ仕事をしていく年代ですよ。責任感を持つ年代ですよ。


美和 この相談者の方は、仕事から逃げている。と?

宗男 まずね、仕事を一生懸命やるべきです!そうしたら奥さんだって、たまにアイドルの"追っかけ"に行くのも理解してくれるし。第一、相談者の方自身も仕事が面白くなりますよ。

美和 宗男先生は、好きなアイドルとかいたんですか?

宗男 私? 私はいませんよ(照れて)なんてったって365日仕事をしていましたからね!お金もなかったから、休日は遊ぶことも出来ない。議員会館に、朝早く行ったり、休日も仕事で行けば、国のおふくろにも電話ができるからね。それは本当にたのしみだったなぁ・・・。

美和 宗男先生は、お母さん思いでしたものね。

宗男 当時の私は給料は4万円くらいで、最初は"こんなにくれるのか~!?"と思ったけど、365日働いてるんだからねぇ(苦笑)。

美和 今みたいに、スカイプもラインもなかった時代です。

宗男 昔は携帯電話もないから、電話番号の殆どを暗記してました。仕えていた中川一郎先生が「おい、あそこに電話しろ」と言っただけで、何処へ電話するかがわかりました! たいてい贔屓の芸者さんか、国会関連だったけれど(笑)。私は東大・京大出たわけでもない、北海道の足寄高校、拓大を出ただけです。だから他の人たちよりも、体を動かして行動力を示した。気が効くように努力した。すると中川先生からこの男は他の秘書とちょっと違うな!と思われ、だんだん頭角を出していったのです。

美和 では今回の話をまとめますと、"まずは目の前の仕事を一生懸命やる"という事ですね? そうしたら仕事が面白くなり、"追っかけ"の回数も減り、"夫婦円満"ということですね!

宗男 男なら仕事に夢中になれ! 仕事に打ち込め!! 働く姿を見せろ!!!

宗男・美和 一件落着! 困った時は「ムネオ先生に訊け!」



鈴木 宗男(すずき むねお)プロフィール
1948年1月31日生まれ
政治家。北海道出身。拓殖大学政経学部在学中より、故・中川一郎元衆議院議員の秘書を務める。1983年に自由民主党より出馬し、衆議院議員に初当選。防衛政務次官、外務政務次官などを務める。
また1997年には国務大臣として北海道開発庁長官、沖縄開発庁長官を歴任。2002年に自民党を離党。
2005年には新党大地を結成。代表となり、その年衆議院議員に返り咲く。防衛・外交の論客として鳴らす一方、その人情味溢れ、愛されるキャラクターは、歌手の松山千春をはじめとしてシンパが多数。ムネオの愛称でも知られる。
娘は衆議院議員の鈴木貴子。

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