高価なスーツに身を包んでデートに臨んだり、女性が喜んでくれそうなレストランをリサーチしたり……。今も昔も世の男性たちは“少しでも女性にモテるため”に血のにじむような努力を重ねている。

だが、100人の女性に聞けば、100人が、
「それ、明らかに逆効果なのでは……」
と、閉口してしまいそうな男性が話題となっている。

その男性とは、台湾の病院で検査技師として働くウー・グオレンさん(54)。独身である彼は23歳のうら若き乙女に恋してしまったのだが、まったく相手にしてもらえずに落ち込んでいた。

そして熟考を重ねた末に、
「やなりネックは年の差だ。だったら……年齢差が気にならないほど若返れば、彼女に振り向いてもらえるのではないか」
という結論に達して、行動に移すことにした。

誰が呼んだか知らないが、彼のニックネームは“どこから見ても90度の男”。そう、彼がとった行動は「若者らしい髪型」=「角刈りヘアー」でイメチェンすることだったのだ。

せっかく角刈りにするのなら、そんじょそこらの若造には負けないほど“ビシーッ”と決めることを心に誓い、完成したのが15cmほど上まで真四角に盛り上がったヘアースタイル。

前、横、後ろ、どこから見ても一寸の狂いもない全面90度を実現。この髪型にするため、毎日、整髪料2缶を使い、2時間以上かけてセットしているというから恐れ入る。

しかしその髪型は、失礼ながら頭に四角い段ボールを乗せているかのよう。また、大量に整髪料を塗りたくっているせいか、毛髪が固まってしまっている。

案の定、意中の女性からはこれまで以上に嫌われてしまい、失意のどん底だというウーさん。

だが、女性の趣味趣向は千差万別。痩せた男性が好きな女性もいれば、太った男性に魅力を感じる女性もいる。鋭く90度に角張った角刈りにウットリしてしまう女性もいるはず。……いや、きっといると願いたい! 頑張れ、ウーさん!

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