イギリスのロンドン南部にて、当時無人の高級住宅で火災報知器が鳴っているのを近所の建築業者が気付き、消防に通報した。消防隊が到着した頃には、家の外側にも火が回り始めており、消防士はドアを蹴破って中へ。消火活動を行い、全焼は免れた。

ロンドン消防局の火災捜査員であるチャーリー氏によると、

「火災の原因は、バスルームへ通じるドアだと推測されます。そこには、クリスタル製の丸いドアノブが付いていました。太陽の光が直接当たる状況にあり、その光が一カ所に集約されたようです。虫眼鏡で紙に火をつけるのと同じことが起こったわけです」

とのこと。クリスタルのドアノブから集中した日光が原因で、掛けてあったガウンやローブに火がついてしまったらしい。

ロンドン消防局では、過去に水晶球に起因した火事や、鏡の光でカーテンを焼くなどの通報も あったとし、日光の当たる窓のそばにそういったものを置きっぱなしにしないよう警告している。

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