震撼!シベリア凍土に「地獄の穴」が出現!の画像
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シベリア北西部、永久凍土が広がるヤマル半島で巨大な穴が見つかった。穴の直径は60メートル、内部の直径が40メートルとかなり大きく、深さは未調査のため不明となっており、いつできたのかもわかっていない。
 穴ができた原因はまだわかっていないが、亜北極科学センターによると、水と塩、そしてガスの混合による爆発が起きたのではないかと推測している。1万年ほど前、付近は海であり、凍土には多くの塩分が含まれている。それが近年の温暖化による気温上昇で溶け、爆発のきっかけになったのではないかというのだ。
 シベリアを含む北極圏の温暖化は深刻なものになっている。もし爆発の原因が温暖化だとすれば、今後も同じような穴が出現する可能性は高いだろう。現在、ロシアの科学調査隊が土壌、空気、水のサンプルを採取し、原因を調査中だ。

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