人間は恒温動物。周囲の環境に関係なく、体温を一定に保っています。

体温の変化にはきわめて弱く、ほんの1~2度上下しただけでダウンし、動けなくなってしまいます。
夏場に多い熱中症も、体温調節機能がうまく働かず、体温が上昇することで起こる症状です。

人が耐えられる体温の限界は42度。

これを超えると、体を構成しているタンパク質が変質してしまいます。
一度変質したタンパク質が元に戻ることはないため、生命の維持は難しくなります。

ただし、体温ではなく外気温ということなら、もっと高い温度でも大丈夫。

サウナなどを見ればわかるように、短時間なら100度以上の高温にも耐えられます。
汗をかき、その気化熱で体温を下げる機能が働くからです。

では、人の限界気温は何度なのでしょうか。かつてアメリカ空軍が実験を行っています。乾燥した空気の中、裸でいるという条件で行われたその実験で、人は何度まで耐えられた?

1.172度
2.204度
3.273度

答え :2

出題:浜川卓也

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