100円で馬券を購入し、100倍以上の配当がある万馬券。競馬ファンだけではなく、ダービーや有馬記念など、大レースにお祭り気分で購入する人も、一度は当てたいお宝馬券に違いない。昨今、買い方が多様化したため、意外と万馬券も身近な存在になりつつある。

しかし、100円が1000万円以上になったら? そんな一攫千金物語が夏の中京で起こった。7月27日(日)第7レースで、日本中央競馬界(JRA)史上、7番目の記録となる3連単払戻金・1299万5280円の高配当を記録した。歴代最高金額は、2012年8月に新潟競馬場の新馬戦(1着=ミナレット)の2983万2950円だ。

17頭が出走(1頭取消)した「3歳以上500万下戦」で、15番人気のメイケイペガムーンが、前走16着から巻き返し、見事な逃げ切り勝ちを収めた。2着に12番人気のトーコーグリーン、3着に9番人気のトウカイビジョンが入った。当たり馬券は、4896通り中3566番人気で的中票は7票であった。

新馬、未勝利、500万下と競走能力を予測し難い条件戦では、高配当が集中する傾向にある。100円が1000万円に。お宝馬券を求めて、この夏、競馬に興じてみてはいかがだろうか。

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