太古の昔から、広く世界中の人々に装飾品や占い、通貨として親しまれてきたクォーツ(水晶)。それ以外にも発振器として古くは8bitのPCや時計に用いられ、中でも日本が誇るクォーツ時計は正確さにおいて世界を席巻した。そんなクォーツを、あろうことか丸ごと彫って作ったバスタブが登場したから驚いた。時価総額は100万ドル(約1億円)。あまりの成金スケールに度肝を抜く。

水晶には生命力を活性化させ、細胞の再生力とともに免疫力を高める効果があるといわれてるが、丸ごとクオーツでバスタブを作る発想は海外ならではだろう。体内に蓄積された毒素をも排除する効果もあるので、機会があれば入ってみたいものである。

しかし豪華さなら日本も負けてはいない。なんと時価1億5,000万円相当の18金で作られた浴槽の風呂が存在するのだ。それはホテル三日月に設置され、通称「黄金風呂」「金風呂」と呼ばれるもの。そんな黄金風呂だが、なにものかのよって浴槽の一部が切り取られる窃盗事件が、過去2度も起きている。それだけではなく、2007年には「小湊ホテル三日月」(現在の鴨川ホテル三日月)で、浴槽ごと盗難にも遭っているのだ。いずれも盗品の返還や犯人逮捕には至っていない。しかし浴槽ごと盗難って、どうやって運んだんだろう?

本日の新着記事を読む