「戦国時代では、武田家や織田家など、親子、兄弟、一族間での争いは普通でしたが、現代の芸能界でも起こるとはね……」と、スポーツ紙デスクが眉をひそめるのは、あの天下のジャニーズ事務所内での"お家騒動"についてだ。

その中心は、トヨタのCMで織田信長を演じる木村拓哉(41)と、NHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で、主役の黒田官兵衛を演じる岡田准一(33)だという。どういうことなのか?

「岡田君はV6というグループの一員ですが、アイドル色が薄く、俳優としての活動が目立つ。主演ドラマや映画がヒットする"数字を持つ男"としても知られていて、大河主演という大仕事が舞い込みました」(芸能ライター)

今年1月から始まった同作だが、当初は視聴率が伸び悩み、15%前後をウロウロしていた。しかし、信長が殺される本能寺の変の前後から急上昇。7月13日放送の『本能寺の変』が17・5%、7月20日放送の『天下の奇策』は、放送開始以来最高の19・4%を記録した。

「やはり、軍師として官兵衛が活躍すると数字が上がる。これから歴史上では数々の軍功を重ねていくことになり、視聴率も期待できますね」(ドラマ関係者)

そのとばっちりを受けるのが、木村主演のドラマ『HERO』(フジテレビ)だ。

「必死でPRした7月14日の放送初回こそ26・5%でしたが、『官兵衛』が最高の数字を記録した翌日の第2回は19・0%と7%以上もダウン。第3回は、前日、SMAPが総合司会を務めた『27時間テレビ』の影響で再び20%を超えましたが、もう上積みは期待できない」(フジ関係者)

信長と同じく、身内に討たれるとは……という思いだろうが、そこにはこんな裏事情もあった。

「ジャニーズ事務所内には、SMAPを一人で育ててきた敏腕女性マネージャーをよく思っていない勢力もあります。SMAPを象徴するキムタクを潰せば彼女を追放できる、という目算もあるのではないでしょうか」(前出・デスク)

天下を取るのは、"岡田官兵衛"なり!?

本日の新着記事を読む