なつみ 恵里
左:宇賀なつみアナ(テレビ朝日) 右:狩野恵里アナ(テレビ東京)

テレビ朝日・宇賀なつみアナウンサー(28)がMCを務める深夜バラエティ番組『初めて○○やってみた』に、テレビ東京の狩野恵里アナウンサー(27)が出演した。この顔合わせは同番組20日放送分にて実現した、歴史的ミラクル。
さて、今回行われたのは局の威信をかけた越境対決である。題して“初めて「テレビ東京」狩野アナウンサーと対決してみた”! 判定役は、『モヤモヤさまぁ~ず2』にて狩野アナと共演中の「さまぁ~ず」三村マサカズ(47)が務めている。ちなみに2人は、局は違えど入社6年目の“同期”だそうだ。

緊張気味の2人に告げられた、第一の対決種目は「実況」。アナウンサーの本分とも言える分野であるが、両者いきなり自信なさげモードに突入。お互い「私が負ける」と言い張っている。……が、きっとこれは自身のハードルを下げたいための謙遜でしかないはずだ。
さて、まず先攻の狩野アナには「アリクイ2匹が戯れる映像」が提示された。うまく実況してほしいものだが、狩野アナはアリクイを「ワニ」と言い間違えてしまうし、『珍プレー好プレー』のみのもんたばりにアテレコをしてしまうし、「実況」という概念自体を変えてしまう邪道っぷり。“テレ東らしさ”という意味では、満点か?
後攻の宇賀アナに提示されたのは、「風景」の映像。電車を主観にした映像だったり、富士山を一望する映像だったり。これを実況する宇賀アナのスキルは非常に高く、冷静で的確。この様子を見て「言葉を失ってます」と顔色を青くする狩野アナのリアクションは、本心に違いない。
結果、三村の判定は「100対0で宇賀アナの勝ち」。「狩野ちゃんは本当にアナウンサーなのか?」と、その酷評に容赦はなかった。

さぁ気を取り直し、第二の対決種目として「似顔絵画力対決」が両者に発表された。今回はお互いが向き合い、お互いの似顔絵を描き合う形で対決は進む。果たしてその描き上がりを見ると、これが両者酷いのだ。まぁ、宇賀アナは「狩野アナの目尻のシワ」を描写していたし、狩野アナは「宇賀アナの鼻筋」を見逃していなかった。いくつかのポイントは、辛うじて捉えていたようだ。

実は狩野アナ、もう1ヶ所だけ宇賀アナの顔の特徴を見事に捉えている。
「すごい特徴とらえてる! 私、口が小っちゃいの。本当によく言われて」(宇賀アナ)
確かに、似顔絵の宇賀アナの口は小さく描かれているし、宇賀アナ本人の口も驚くほどに小さい。ここで狩野アナから宇賀アナへ、こんなリクエストが。「口、開けてみて?」(狩野アナ)
その要望に応え、口を本人なりに目いっぱい開ける宇賀アナ。
「オエヒカアカハイノ。(これしか開かないの)」(宇賀アナ)
口を目一杯開けると、あごが外れそうになるらしい。
「ホヘフライヒカアハナイ……!(これくらいしか開かない……!)」
その無理できなさっぷりには、狩野アナも「本当に!?」と驚きを隠せない様子。ワイプの三村も言葉を発さず、ジーっと宇賀アナの口開けを見つめている。

もう、視聴者の誰もがイマジンしていたはずだ。ナニをって、夜の営みを。黙りこみ、目を凝らしていた三村だってそのはず。この似顔絵対決で狩野アナに票を入れた三村の判定は、「おまえ、いい仕事したぞ」という感謝の表れのような気がしてならない。
一度アゴが外れた人は、クセになってアゴが外れやすくなるとも聞いたことがある。ということは、宇賀アナの経験値についても妄想してしまいたくなるではないか。

ちなみに今回の対決、両アナウンサーともに浴衣姿であった。浴衣姿で口を大きく開け、「あごが外れちゃう」と泣きを入れる宇賀アナ。いかがだろうか?

(寺西ジャジューカ)

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