ポルトガルの田舎に住むある老夫婦が、セカンドライフを楽しむために底値で農場を買い取った。そこまでは普通の話だが、この農場、いわくつきで買い手がなかなか見つからなかったらしい。それは開かずの納屋によるものだという。ドアが溶接され完全にロックされているのだ。いったい中にはなにがあったのだろうか?
格安だったとはいえ、納屋が使えないのでは農場を買った意味がない。そう思ったのか定かではないが、意を決した男性は溶接されたドアをこじ開けて中に……すると中にはOh My God! なんとメルセデス・ベンツやアストンマーチンなどの超高級ヴィンテージカーがずらりと並んでいたのだ。中には1939年式 BMW 327/28など1000万円を超えるものも多く、マニアなら全財産をはたいてでも買いたくなるようなものばかり。さらに走行可能な車も多く、納屋の車すべてを合わせると数億円を超えそうだ。

そもそもこの倉庫を所有していたのは1970年代に生きていた個人カーディーラー。倉庫になにが入っているのか誰にも伝えずにドアを溶接し、40年間放置していたという。
こうなると突如、莫大な財産を手に入れた老夫婦の今後の行く末が気になるところ。財産を巡る骨肉の争いに発展しないよう祈るばかりだ。

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