世界中の温帯から熱帯の海に生息するベニクラゲは、別名「不老不死のクラゲ」。普通のクラゲは成熟後、徐々に衰弱し、やがて海水に溶けて消滅します。しかし、ベニクラゲは老衰で死ぬことはありません。年を取ると「ポリプ」と呼ばれる幼い頃の状態に逆戻りして、再び成長を始めるのです。

人間に当てはめると、人生のたそがれを迎えた老人が赤ん坊に戻り、もう一度、少年期、青年期、壮年期を過ごすということ。このメカニズムが解明されたら、夢の若返り薬ができる可能性もありそうです。

まあ、ベニクラゲはきわめて特殊なケースでしょうが、世界にはそれに匹敵するような、とんでもない長寿生物もいます。

これまでに確認された野生生物の最長寿記録を持っているのは、アイスランド貝。2006年にアイスランド沖で発見された二枚貝の一種です。イギリスの大学が調査して判明した、この貝の年齢は?

①.324歳
②.415歳
③.507歳


答え :③

出題:浜川卓也

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