食料品のパッケージに書かれている期限表示には「消費期限」と「賞味期限」があります。この2つは、どう違うのでしょうか。

消費期限は、製造日からおおむね5日で品質の劣化が認められる食品が対象。主に肉類や牛乳といった、傷みやすいナマ物が対象になります。

簡単に言うと、安全に食べられる期限です。賞味期限は日もちがする食品、ある程度の時間がたっても品質が保たれるものに使われます。少しぐらいなら、期限をオーバーしても衛生上の問題は発生しにくいと言えます。

ただし、これは定められた保存方法をきちんと守った場合の話です。冷蔵なのか、冷凍なのか、常温保存なのか。それを間違えたら、期限表示そのものが無意味になってしまいます。

ちなみに常温とは、15℃~25℃の範囲です。

期限表示は、すべての食品に示されているわけではありません。品質の変化が極めて少ないものについては、省略できます。

次のうち、期限表示をしなくていいのは?

①.缶詰
②.チョコレート
③.チューインガム


答え :③=ほかにアイスクリーム、砂糖、塩なども表示義務がない。

出題:浜川卓也

本日の新着記事を読む